31 見守り隊 ~御幸side~ ページ34
哲「その日の事は俺も見たが、他にも
一ノ瀬は変わった行動してるだろう。」
どうなんだ?と言われる。
…んー、もうだいたいこの人達
知ってんじゃねえか。
言っても悪いようにはならないだろ。
御「…詳しくは俺にも分からないんですけど、一ノ瀬は神代企業の娘なんすよ。」
丹「金持ちとは思ってたが、そんな大きい企業とは…。」
まぁ、最初はびっくりするよな
でも、皆察してたみたいだからなぁ。
亮「ふーん…、だからあんな変わった行動したり、オーラが違うのか。」
倉「なんで青道来たかは分からねえんだよな?」
御「まだな、アイツ変に隠すからなぁ」
それを今度聞こうと思ってたところだよ。
でもタイミングがねぇんだ!
哲「隠してるって事は知られたくないって事なんだろうな…。」
御「バレバレですけどねw」
亮「じゃあ、俺たちが手伝おうか。」
手伝う…?どういう事だ
亮「バレそうな事してたら助けてあげるとかね。」
あの子嘘とかつけないタイプみたいだし、
と亮さんが言う。
まぁ、確かにそうだな…。
てか、なんか先輩方
一ノ瀬に過保護じゃねえか?
…俺もなんだろうけど。
まぁ、俺は俺なりに出来る事しようかな。
アイツに色々教えるって約束したし、
今度は何教えようかな、とか
何したら楽しいかな、
とか考えてたり…し、て。
途中で考える事が恥ずかしくなった時、
倉持のスマホが鳴った。
倉「もしもし、夏川?どうした?」
電話の相手は夏川らしい
倉「はっ?!なんだよそれ」
話していると
倉持の様子が変わった。
そして、電話を切ると
倉「一ノ瀬がいなくなったって。」
その言葉を聞いた途端、
俺は気付いたら走っていた。
倉「おい!御幸!!」
そんな倉持の言葉も聞こえずに
寮の部屋で服に着替えて
稲実へ向かって急いだ。
…心配、なんだよ。
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年3月30日 21時