30 鋭い人達 ~御幸side~ ページ33
今頃あいつは稲実に夏川と偵察かー。
練習中、なんだか心配で
集中できなかった。
…最近俺おかしいな。
アイツのこと気にしすぎ。
危なっかしいからなんだろうけど、
これじゃあ、俺がアイツの事……。
あー、
…顔洗ってこよ。
なんとなく切り替えたかった俺は
水道に行こうとした
亮「ねぇ御幸。話あるんだけど」
御「亮さん?!」
いつの間に後ろに…。
というか、このオーラは前にも…。
御「ちょ、ちょっと後でも良いッスか!」
亮「は?ダメに決まってんじゃん。」
御「デスヨネー。」
渋々、亮さんの後を付いていく。
連れてかれた場所は水道。
んまぁ、丁度良いか。
御「うわぁ…皆様お揃いで」
伊「テメェ先輩待たせんじゃねえよ。」
水道にいたのは
あの時一ノ瀬の事を話したメンバー。
御「今度は何すか!
俺今回は何もしてないですよ!」
倉「あ、前回のは自覚してたんだ」
亮「今回は聞きたい事があってね。御幸なら知ってると思って。」
聞きたい事〜?
なんだろ、どうせまた一ノ瀬の内容だろうけど。
亮「この前野球部に荷物が届いたでしょ?」
御「あー、はい」
亮「その日の朝、俺 一ノ瀬がその中の車に乗ってるのを見たんだけどさ…」
やっぱり見られてたかー
まぁ先輩方なら起きてても良い時間だったしな…。
亮「一ノ瀬って何者なの?」
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年3月30日 21時