25 隠す気0なの?~御幸side~ ページ28
朝、不審な音で
いつもより早く目が覚めた。
時計を見ると朝、4時半。
…この音、車か?
眠い目を擦りながら部屋を出る。
音のする方へ進むと、グラウンドについた。
目を向けるとそこはいつもの
グラウンドではなく…。
御「んだよ…これ!」
グラウンドには
トラックが何台か止まっていて
業者の人達が沢山の野球道具を運んでいた。
学校がこんな急に買ってくれる訳ねぇし…
心当たりあるのは…。
貴「あっ、御幸さん!おはようございます。」
御「一ノ瀬…これなんだ?」
目の前に現れたのは
一ノ瀬だった。
貴「古い物を使ってると聞いたので…壊れる前に新しい物をと…。」
御「どっからその金が出てくるんだよw」
貴「お父さんに頼みました!」
前からぶっ飛んでるなとは思ってたけど、まさかここまでとは…。
どこの娘なんだろうと疑問に思いながら
グラウンドに止まっているトラックを見ると
トラックにはカミシロと書かれていた。
御「一ノ瀬ってあの神代企業の娘なの?」
貴「へっ?!な、なんでそれを…!」
御「だってほら、」
とトラックに指をさすと
一ノ瀬はハッとした表情をした。
野球部に贈ることばっかり考えてて
隠す事忘れてたのか…。
まぁ、一ノ瀬らしいけどw
貴「御幸さん…!この事は黙ってて下さい…!」
御「分かってるwその代わり色々聞かせてくれよ?」
黙っててって言ってもなぁ…
察しの良い人達は
もう気付いてるかもしれねえのにw
特に先輩とか、倉持とかな。
まぁ、その時はその時だ…。
あの人達なら黙っててくれるだろうし。
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年3月30日 21時