21 あいつの存在 ~御幸side~ ページ23
「「「「えええええええええ?!」」」」
周りにいた先輩と倉持が声を揃えて驚いた声をあげた。
亮「付き合ってなかったの?」
御「はい。なんでそーなってんスかw」
亮「いやだってアイツがね」
そう言って亮さんが指さしたのは
倉持だった。
御「くーらーもーちー?」
倉「は?!誰だっていつも一緒にいる奴見たらそう思うし、アイツのトプ画だって…」
そう言って見せたのは
一ノ瀬からのLINE。
いつ交換してたんだコイツ。
よく見ると 一ノ瀬のトプ画は
あの日俺と撮った 一枚だった。
いつ変えた?!
朝はこれじゃなかったのに!!
なんか、すげえ恥ずかしくなってきた。
御「これは…まぁ勘違いするか。
でも違うからな!」
亮「なーんだ、なら良かった。
クラスの奴らに言ってやらないと。」
倉「俺もッスよ」
御「言うって何を…?」
亮「御幸と付き合ってるって思ってたから近づきたくても近づけなかった奴ばっかいてさ。」
…それは恋愛的な意味での近づく、か。
あー、アイツモテそうだもんな。
てか先輩にもそういう人いたんだ。
…
丹「よく考えると、彼女でもない女子の足を撫でていたとなるな。」
御「ちょ!丹波さん!!言い方!」
亮「確かにー、それはダメだ。倉持関節技。」
倉「分かりました!www」
御「いだだだだだだ!!」
今日も賑やかに夜が過ぎていく。
…この時の俺は何も知らなかったんだ。
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年3月30日 21時