15 面白い ~御幸side~ ページ17
ふと一ノ瀬を見てみると
顔が真っ赤で涙目だった。
…話題変えてあげねえと。
そう考えていると、
先に口を開いたのは 一ノ瀬だった。
貴「そ、そうだ!御幸さん、見て下さい!」
そう言って俺の前に出したのは
スマホだった。
貴「買いました!御幸さんのオススメの機種にしました!」
ニコニコしながら見せてくる 一ノ瀬。
御「色はシルバー…
ってほとんど俺と一緒じゃねーかw」
貴「偶然です!! 一時間悩んだんですからね。」
買ったばっかりか…
一ノ瀬の事だからアプリも何も入ってねえんだろうな。
御「それ貸してみ」
貴「あ、はいっ!」
一ノ瀬のスマホを貸してもらい
ほとんど初期のホームに
LINEをインストールする。
御「これ、LINEって言って、離れてても文字で連絡取れるやつな。」
分からないであろう一ノ瀬に
分かりやすく説明をする。
簡単な初期設定を済ませた後
俺を追加させて、スマホを返した。
試しに、こんにちはと送ると
一ノ瀬は目を輝かせた。
貴「凄いです!! どうやってるんですか!」
御「んで、ここで入力して送信な。
あとは慣れだから、他の奴とも交換しろよ」
画面をまじまじと見つめる 一ノ瀬。
その姿があまりにも一生懸命で
見ていて微笑ましかった。
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年3月30日 21時