番外編2(ハロウィン) ページ17
中に入ると見知った顔がたくさんあった。
その中から2人こっちに向かってくる人がいる。
私はその人2人を確認した後直ちにお菓子を用意した。
?「「トリックオアトリート!」」
『ひな君にゆう君、はいどうぞ!』
この2人には素早くお菓子を差し出す。
ゆう君はまだしもひな君は完全にイタズラ目的だからね。
ひ「持ってたのか〜、イタズラしたかったのに〜…」
ほらね!
イタズラするための行事ではありません!
ゆ「ありがとう!るなちゃん!」
『どういたしまして!』
磯「仁兎さん、この2人は?」
完全に置いてきぼりにしてしまっていたことを悪く思いながら2人の説明をする。
『この2人は2winkっていうとユニットで双子で組んでるんだよ!アクロバティックなダンスとかが売りのユニットなんだ〜』
ひ「葵ひなただよー!」
ゆ「葵ゆうただよ」
「「よろしくね!」」
神「本当にそっくり…凄いです」
ゆう君とひな君と離れた後も色んな人が来てくれるその度にお菓子を渡して皆に紹介する。
それを繰り返しているとだいぶ時間が経った。
パーティーが終わって帰り道、私はE組の皆と帰っていた。
皆まだ余韻が残っているようで楽しそうに盛り上がっている。
その中私と渚君は少し後ろで話していた。
『楽しかったね〜』
渚「…うん、そうだね…
ねぇるなさん、トリックオアトリート」
『え?』
渚「僕まだ貰ってないからね」
渚君にそう言われて困った。
色んな人にあげているうちにお菓子はもう無くなってしまったのだ。
渚「…お菓子ない?
じゃあイタズラするよ?」
渚君のことだしそんなに大変なイタズラはしないなと思って、私は仕方ないか…と言った。
『どんなイタズラ?』
渚「う〜ん…じゃあ目閉じて」
そう言われて疑問に思いつつも目を閉じる。
チュ…
するとすぐにおでこに柔らかい感触を感じた。
『へ?…』
驚いて目を開けるとイタズラっぽく笑う渚君が目の前にいた。
渚「他の人には内緒だよ?…
るなさんはここでさよならだよね?
またね」
周りを見ると家の近くだった。
渚君はそのまま帰っていった。
私のハロウィンは大きな爆弾を落とされて終わった。
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ハニーマカロン(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます!最後まで走り抜けます! (2018年1月24日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 面白いです! 更新待ってますヾ(´▽`) (2018年1月24日 15時) (レス) id: 35969b3800 (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - イチゴプリンさん» 応援ありがとうございます!更新遅くて本当に申し訳ないです…イチゴプリンさんのように応援してくれる人達のためにも頑張ります! (2017年11月25日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴプリン - 続編おめでとうございます!この作品とっても面白くて気に入ってます!これからも更新頑張ってください! (2017年11月25日 16時) (レス) id: 645f74247e (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - ☆てってれ〜☆さん» うわぁ…w本当だwご指摘ありがとうございます!応援ありがとうございます! (2017年11月25日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハニーマカロン | 作成日時:2017年9月3日 21時