【黒バス】金髪野郎に言い寄られて困ってる。

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やっと意識が覚醒してきた

気付いたら飯食ってた

たまにあるんだよなぁ

無意識で飯食ってるとか何なんだよ…

そういやナッシュいねぇな

もう仕事行ったのか？

残っている飯を食ってるとパタパタとシュウ兄が動き回っている

あれ？学校は？


貴「シュウ兄、学校行かねーの？」

虹「今日提出のプリントがなくて…」

貴「何のやつ？」

虹「数学」

貴「マジか〜」

虹「くっそ、何処やったかな」

貴「時間ヤバいぞ？見つけたら届けるからもう出た方良いんじゃね？」

虹「あ〜〜〜じゃあ頼んだ！行ってきます！」

貴「行ってらっしゃい」


シュウ兄を見送って食器を片付ける

プリントかぁ

ソファの下には…ねーな

ん、これか？

数式書いてあるけど…英語読めねぇ〜〜〜…


貴「うーん…」

ナ「何してんだ」

貴「うわっ‼びっくりした…いたのかお前……」

ナ「シャワー借りてたんだが…シュウは？行ったのか？」

貴「うん。ねぇ、これって高校の数学の課題か？」

ナ「あ？あー、そうだな。お前のか？」

貴「いや、多分シュウ兄の。さっきまで探してたけど届ける約束したから届けに行かないと」

ナ「お前1人で行けんの？」

貴「…あっ」

ナ「マジかよ」

貴「方向音痴じゃん俺…」

ナ「連れてってやろうか？」

貴「ほんとか⁈」

ナ「あーでも俺の仕事が終わったらになる」

貴「シュウ兄の学校に間に合えばそれでいい」

ナ「なら良いぞ」

貴「やった！」

ナ「あ、そうだ。ちょっと来い」

貴「なにー…むっ⁈うぅー、ひゃめろ！」


何故か急に俺の頬を触りだしたナッシュ

何がしたいんだコイツ

暫くこねくり回されて漸く離してもらった


貴「何だよ？」

ナ「お前の頬、すげぇ柔らかかったの思い出してよ」

貴「触らせた事あったか？」

ナ「今朝、お前が抱きついたまま離れなかったから抱き上げてリビング連れて来たんだけどその時に肩に当たってた」

貴「なるほど…って、え？抱きつい…」

ナ「昨日寒かったのか？起きた時既に抱きつかれてた」

貴「あ、あぁ〜…うん、寒くて……ごめんな…そのままだったのか…」

ナ「俺にとっては得でしかないから良い」

貴「そうかよ…」

ナ「つーか行くんだろ？着替えろよ」

貴「お前が仕事終わったら迎えに来てくれんじゃねーの？」

ナ「めんどくせぇからお前も仕事ついてこい」

貴「興味あるから行く」

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