8話 ページ8
「…いえ、やはり倒しません。
ただし、封印はします。」
白澤「ふーん、優しいじゃん？」
「あいつにも苦しみは必要かと」
白澤「あははっ面白いなぁ。…じゃあ封印してよ」
白澤は目を閉じた。
それとともに鬼灯は封印の呪文を唱える。
なぜ鬼灯が封印の呪文を知っているのか…それは２人の神からもらった神気とともに頭に入ってきたからだ。
封印の呪文を言い終えた瞬間、鬼灯は意識を手放した。
ゴポゴポと音がする…
目を開けると青い世界に白い光がさしていた。
…あの光の元へ行きたい。とても温かな…
手を伸ばすが、それを誰かに阻止された。
『まだそっちへ行ってはいけない！』
…誰だろう。とても温かい声…。
頭が痛い。早くここから出たい…早く…
「ん…」
酷く体中が痛む。
ゆっくりと目を開けると、色んな人に顔を覗かれていた。
唐瓜「鬼灯様！」
茄子「鬼灯様〜！！」
「皆さん…」
シロ「良かった…鬼灯様死んじゃったかと思ったよ〜…」
「ここは…私の部屋…」
柿助「鬼灯様、もう1週間も目覚まさなかったんですよ！」
「そんなに…。この包帯は…？」
シロ「白澤様がね、毎日来てくれて看病してくれたんだよ！」
白澤さんが…？
シロ「それでね、地獄の手伝いもしてくれたんだ。原因は僕だからって」
「…」
上半身を起こそうとして、皆に止められる。
唐瓜「だ、ダメですよ鬼灯様！まだ安静にしないと…！」
「いえ、あの白豚に一発かましてやらないと気が収まりません。」
唐瓜「それは治ってからにしてください！」
そして数ヶ月後…
だいぶ傷も癒えて、桃源郷へ向かった。
「失礼します」
白澤「いらっしゃ…あ。」
桃太郎「あ、鬼灯さん！良くなったんですね」
「えぇ、お陰様で。」
白澤「…」
桃太郎「…あ、俺桃とって来ますね」
２人きりになった店内は静まり返った。
白澤「そ、の…悪かったな。迷惑かけて」
白澤が目を逸らしながら呟く。
「…えぇ、そうですね。」
白澤「…文句言いに来たのか」
「そんな幼いことしませんよ。馬鹿ですか。」
白澤「馬鹿じゃない！…傷は？」
「良くなりましたよ。」
白澤「そう…よかったな。」
鬼灯はずいっと白澤に寄った。
白澤「な、なんだよ…」
「貴方、私にいうこと沢山あるんじゃないですか？巻き込まれた以上、聞き出す権利はありますよね？」
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プラネタリウム(プロフ) - マリナさん» はい！ありがとうございます！(^-^) (2015年6月18日 6時) (
レス) id: b513c076e7 (このIDを非表示/違反報告)
マリナ(プロフ) - プラネタリウムさん» 私も白澤大好きです(*´∀｀) 更新頑張って下さい(^^)/ (2015年6月17日 23時) (レス) id: 554fd99510 (このIDを非表示/違反報告)
プラネタリウム(プロフ) - マリナさん» 他のまで…ありがとうございます！白澤が一番好きですね(^^) (2015年6月17日 22時) (レス) id: b513c076e7 (このIDを非表示/違反報告)
プラネタリウム(プロフ) - るヴァイさん» コメントありがとうございます！気に入って頂けたら光栄です(^^)pixivの小説、今度見ようと思います！ (2015年6月17日 22時) (レス) id: b513c076e7 (このIDを非表示/違反報告)
マリナ(プロフ) - プラネタリウムさん» 他の作品も見させていただいてます(^_^ゞ白澤の作品が多いですが、一番好きなキャラは白澤ですか？(^^) (2015年6月17日 22時) (レス) id: 554fd99510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白澤様が好きなんですよね | 作成日時：2015年5月10日 16時
