変われない彼女は【はたけカカシ】 (ページ7)

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陸ページ7

男が用意した家での生活が始まってからは

Aは勿論、死んだことになっている為
狭くて暗い物置をレイが綺麗に掃除して
辛うじて寝れる空間を確保した。

一生この男の顔を
拝まなければならないのかと思っていたが

実は男も家庭を持っていた。

なので男は夕方には出て行く。

次の日の昼頃にまた来て、夕方に出て行って。

その繰り返しだった。

やがて慣れてきてからは
男がいない間は2人の時間だった。

その時間だけは、
レイはAの前で笑顔を絶やす事は

無かったのだが

「醜い顔だ」
「汚らわしい」
「娘さえいなければ」
「最初から俺を選んでいれば」

毎日毎日、念仏のように聞かされた言葉

2年程経った頃には
完全にレイの心は病みきってしまった。

最初は辛うじて見ることができた笑顔も
どうあがいてももう、見ることができなかった。

娘がいなければ、
この顔が醜くなければ…？

この時もうすでに正気では無かったのかもしれない。

レイが密かに「人体実験」を始めたのも
ちょうどこの頃だった。

レイは自分の醜い姿が憎くて仕方がなかった。
この男から逃れる為にも美しさを取り戻す為にも

Aを実験台として使い出した。

愛しかった娘などもうどこにもいなかった。

Aは「事件」からの過度のストレスで
過去の記憶が段々と無くなりはじめていた

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やば、重くない？コワ…
カカシくん全然出てこないし

いやきっとそろそろ出てくる
信じてくださいお願いします( ^ω^ )
過去話終わったらジャンジャン出るよ

てか私も出したいよ早く…(だせよ)