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……まあ、当然のようにその願いは叶わず…
黄瀬さんと祥吾は頻繁に言い合いや掴み合いをするようになった
見ててハラハラするので正直やめてほしい
というか、黄瀬さんってモデルをやっているのね
初めて知ったわ
そして何故か、今は黄瀬さんと昼食を共にしている
周りの方の目があるからと言うので屋上に2人でいる
………どうして…私たち2人きりで食事をしているのかしら…
黄「それにしてもここ、人が来なくて良いッスね。Aちゃんがこういう所に詳しいとは思ってなかったッス」
貴「私も無駄に1年過ごさなかったということね」
黄「確かに。ていうかお弁当とかじゃないんスね」
貴「そうね、お弁当の日もあるけれど、日によって違うわ」
黄「へえ〜」
貴「……あの、どうして私を昼食に誘ったの？貴方を慕ってる女の子たちと食事をしたら良いじゃない」
黄「あー、違うんスよ！ちょっと気になった事があって、ゆっくり話したいなーって」
貴「あら、何かしら」
黄「Aちゃんって、ショーゴくんの事好きなんスか？」
貴「…………い、いいえ」
黄「………Aちゃんって、嘘ヘタ？」
貴「ち、違うの……得意じゃないだけで…いや、そんな事より…」
黄「あ、ショーゴくんのこと好きって話？」
貴「そ、そう、そのお話」
黄「でもちょっと意外ッスわ。Aちゃんって超お嬢様なのにショーゴくんのこと好きなんて」
貴「え？あ、あの、まだ私肯定してないわよ」
黄「いや、あの反応は図星だったっしょ！それとも本当に好きじゃないんスか？」
貴「…………好きよ…どうして分かったの…？」
黄「やっぱり！見てたら分かるッスよ〜」
…ここで嘘をつけないのよね……
何故か罪悪感が…
黄「きっかけは？」
貴「…襲われていたのを、助けてもらって……」
黄「へ〜、ショーゴくんってそういう事するんスね」
貴「気まぐれかもしれないけれどね。とても嬉しかったの」
黄「じゃあ告白しちゃったら良いんスよ！」
貴「告白…ふふっ、告白はね、もうしたの」
黄「えっ、じゃあフラれたんスか？」
貴「フラれ…たのかしら…？私、告白したけれど付き合わなくて良いと言ったのよ」
黄「な、何で？」
貴「だって祥吾は私を好きじゃないもの。だから私の気持ちを伝えて、終わりよ」
黄「ええ…それで良いんスか？」
貴「良いから今の関係があるのよ」
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碧夜叉 - 灰羽さん» ありがとうございます！そう言って頂けると励みになります…！お気遣いまでありがとうございます！頑張ります！ (2018年7月31日 9時) (
レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
灰羽 - 続編おめでとうございます！一話一話の展開が楽しみです。お身体に気を付けて、更新頑張って下さい。 (2018年7月31日 7時) (レス) id: d302357e2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧夜叉 | 作成日時：2018年7月30日 23時
