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それから暫く経って、新しく一軍に入る方がいると修造が言っていた
お名前、何だったかしら
……えーと、黒子…テツヤ、さん？
もう部活は始まってるのに、来ないわね
明日からなのかしら
虹「A、今良いか？」
貴「あ、はい」
虹「黒子、コイツがマネの冷泉Aだ。A、この前言ってた黒子テツヤ。覚えてるだろ？」
貴「ああ、新しく一軍に昇格したっていう方ですわよね。……えーと…？」
黒「ここです」
貴「わっ、あ、えっ⁈ど、どこから」
黒「最初からここにいました」
貴「え……え？」
虹「影薄いんだよ、コイツ。赤司が目つけて連れてきた」
貴「…征十郎が……。分かる気がします。黒子さん、これからよろしくお願い致しますね」
黒「こちらこそよろしくお願いします」
………驚いたわ…
影が薄いにも程があるわよ…
…あ、あら…まあ…練習について行けてないじゃない……
大丈夫なのかしら…
でも、征十郎が見込んだ方なのだから、何か…あるのかもしれないわね
………と言っても、とりあえずいつ倒れても大丈夫なように用意しておかないと…
それから、あと…ドリンクとタオルを用意して……
…あら？もしかして祥吾、来ていないのかしら
え、ええと…あ…いないわ……
連れて来ないといけないじゃない
そう思って動こうとした瞬間、首に冷たいものが当てられた
貴「つめ、たっ」
灰「暑そうだったし、おすそ分け」
貴「…祥吾、何処行ってたの」
灰「コンビニ行って、さっきアイス食った」
貴「そんな暇があるなら最初から部活に出てちょうだい」
灰「だからこうして来てるじゃん」
貴「今、貴方を探しに行こうと思っていたところよ。もっと早く来てほしいわ」
灰「なんだ、じゃあもう少しサボってりゃ良かったわ」
貴「私の話、聞いていたかしら？」
灰「だってお前が呼びに来るならその方がサボれる時間多いし」
貴「私の身体を多少は労ってちょうだい」
灰「労わるって？抱き締めれば良い？」
貴「そ、れは、…労わることに、なっていないわ……」
灰「ダメかよ」
貴「心臓がもたないもの」
灰「じゃあどうすりゃ良いわけ？」
貴「私が呼びに行かなくてもきちんと部活に出る、とかかしら」
灰「……お前のこと労わるの無理だわ」
貴「時間通りに来れば良いだけの事じゃない…」
灰「だって気付いたら時間過ぎてるし？」
貴「………仕方ない人ね、貴方って」
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碧夜叉 - 灰羽さん» ありがとうございます！そう言って頂けると励みになります…！お気遣いまでありがとうございます！頑張ります！ (2018年7月31日 9時) (
レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
灰羽 - 続編おめでとうございます！一話一話の展開が楽しみです。お身体に気を付けて、更新頑張って下さい。 (2018年7月31日 7時) (レス) id: d302357e2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧夜叉 | 作成日時：2018年7月30日 23時
