ただ、愛してる。君を。【鬼灯の冷徹】

私の償い ページ33

アオイside

「あのね、A。私今日、Aに謝りに来たの。







私の所為で、AとAの家族をバラバラにした。








私が、Aを殺そうとした。








あの日、Aを空中から突き落とした時、Aの目を見て思ったんだ。“自分は愚かで汚い人間”って。






その後、Aに許してもらえるまで成長が止まる呪いを受けた。






だから今は幼い頃のままの姿なの。






私、Aの事昔から大好きなのに、そんなAに嫉妬して、思ってもみないことを口にして……Aとの約束を破って…私、最低な奴。








Aは優しくて、素直で、可愛くて…非の打ち所がない子。みんなの憧れの的で、私の憧れだった。









みんなから好かれているAが、羨ましかった。







自分が愚かな人間だって気がついてから、片時もAの事、忘れた事なんてないよ…。








Aに許してもらえなくてもいい。









でも後悔はしたくないから、きちんと謝りたい。









A…









本当にごめんなさい。









良かったら、また私と友達になってください。」

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