1話 ページ2
『ミツキ〜！おはよう！』
「おはようA。今日も元気だね」
ミツキの姿を見つけてぎゅうと抱きつけばいつも通りニコニコと頭を撫でられる。
『今日も修行付き合ってほしいの！』
「…ごめんね。今日は無理なんだ……。木の葉に行く準備をしなくちゃ。」
「えっ…なんの話！？」
なにそれ聞いてないよ！！！！と涙目でバタバタと大蛇丸様の元へ向かう。
普段廊下を走るなと言われているけれど、緊急事態だから仕方ない。
『大蛇丸様ぁ！！！！！』
「……どうしたのかしら？そんなに慌てて…」
『ミ…ミツキが木の葉に行くって…』
「あら、言ってなかったのね、あの子。」
『……私も行きたい！！ミツキと離れるなんて嫌！』
「そうねぇ…色々手続きが必要なんだけど…。まぁナルトくんならOKするだろうし、いいわよ。」
『ほんとう？大蛇丸様大好き！！！！』
調子がいいんだから全く…と言いながら、大きな手を私の頭にぽんぽんと乗せる。
持っていくもの纏めて準備しなくちゃ。なんて思っていると、バン！と勢い良くドアが開いた。
「ちょっと待った！！何OKしちゃってんですか大蛇丸様！！ダメだからなA！！お兄ちゃんが許さないぞ！！」
そう叫びながら入ってきたのは水月。
『もうOKもらったもん。』
「まぁいいじゃない。可愛い子には旅をさせよって言うわよ。それにあなた、いつまでもAにべったりしている訳にもいかないでしょう。」
『ね、お願い。危ないことはしないから。』
うぐぐ…と、唸っている水月の腕に抱きつき、頼み込む。ふふん。水月はこれに弱いの、私、知ってるんだから。
「うっ……ああぁぁもう！！しょうが無いな…!!!」
だけど絶対危ないことするなよ！！あと男と2人っきりになるの禁止！！とギャーギャー騒いでいる水月を軽く受け流して部屋に戻る。
楽しくなりそうだ
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LION - もうこの時点で面白いです！続き楽しみにしてます((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (2020年11月8日 17時) (
レス) id: 2b194ba946 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 凄く素敵です！！！！(^o^)v(*^^*)「うたかた」の方にリクしてるのでお願いします。(*^^*)(^ω^) (2020年10月16日 12時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2020年10月16日 2時
