一松が居なくなるまでの話【短編】 (ページ3)

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一松が自〇を決めた日ページ3

次の日、俺は早起きをした。

兄弟に見つからないように

理由は遺書を書くためだ。

俺は昨日の事があって自〇を決めた

しょうもないと思うかもしれない。

だけど俺からすればとても悲しく自〇するには十分過ぎる理由だった。

遺書を書き終えた俺は気持ちがスッキリした。

ここ最近の中で今日という日がとてもいい日だった。

「はぁ～、一松は本当、何も出来ないなぁ」

『ヒヒッ確かにw』

こんな事を言われたのにﾀﾋぬと決めたら何故か今まで悲しかったのに悲しまなくなった。

その日の夜、兄弟全員で寝れる最後の夜

俺は一つ皆に聞いた

『ねぇ‥‥もしも俺がﾀﾋんだらどうする？』

「マイブラザー、笑えない冗談はやめてくれ」

『いや、もしもだよ』

「そうだなぁ、悲しいよ、一松が居なくなったら、
でもそれは僕だけじゃない、皆悲しむよ」

『‥‥ッ！そっか』

俺はその答えを聞いて少し気持ちが揺らいだ。

辞めてくれ

気を使わなくていい

どうせ嘘なんだ、信じるな

もうあんな思いしたくない、だから''信じるな''

どうせ、その場しのぎの嘘なんだから