13話 ページ14
金棒を桃太郎さんと同じようにして構え、金棒を横に振ると、刀は折れた。
そして折れた刃は茄子さんの背後にあった石に埋まっていた。
桃｢いやぁぁ!｣
貴｢やべ…やりすぎちゃった…｣
鬼｢大丈夫ですよ｣
大丈夫なのだろうか…あれは…
桃太郎さんの刀を折ってしまったのは少し申し訳ない。
でも、之はどうすることも出来なかったので、許して欲しいところだ。
シロ｢金棒一振りされたら折れるよね…｣
貴｢金棒、ありがとうございました｣
鬼灯｢いえ。それより…なんで鬼ヶ島で勝てたんでしょうこの人｣
シロ｢いやぁ正直あの時鬼ベロッベロに酔ってて…｣
桃｢バラすなぁ!｣
柿助｢若さと勢いとビキナーズラックだよな…｣
わぁ…みんな凄いバラしていく…
桃太郎さんは鬼に買ったあと、村の人達が喜んでくれて、自惚れてしまったとか…
すると突然、ﾊﾟﾝｯ！と高い音が聞こえた。
獄卒/茄｢ああ…！｣
貴｢え？！｣
あの鬼灯が…ビンタ！？
なんと、突然鬼灯が桃太郎さんをビンタしたのだ。
理由は死後こんなことしてて、情けなくないんですか、だと言っていた。
鬼灯は気付かせるためにビンタしたのか…
ルリオ｢桃太郎…俺も色々言ったけど、ホントはお前が好きだから一緒にいるんだ｣
お供であるシロさん、柿助さん、ルリオさんが桃太郎さんを説得し始めた。
ルリオさんは｢桃太郎だから鬼に固執する、なんて間違っている｣と言っていた。
桃｢お…お前達｣
桃太郎さんは涙を浮かべてた。
いいお供を連れていたのがよくわかる。
すると鬼灯がそのお共達に不喜処へ就職しませんか？と話をもちかけていた。
いい雰囲気が台無しだこりゃ…
貴｢あ…そうか…桃太郎さん、貴方にも就職してほしい所があるんです｣
桃｢……へっ？｣
こうして、不喜処の従業員としてシロさん、柿助さん、ルリオさんが入った。
鬼灯｢不喜処の従業員不足は、これで解消しましたね｣
獄卒｢はい!｣
一方桃太郎さんは、天国の方の従業員として働くことになったのだ。
というか…鬼灯が兎を抱えている姿可愛いな…
鬼灯｢抱っこします?｣
貴｢え？いいんですか？｣
鬼｢ええ。どうぞ｣
鬼灯から1匹の兎を渡された。
めちゃくちゃ可愛い…
桃｢なんか…微笑ましいですね…｣
鬼灯｢ですね。｣
貴｢なに話してるんです？｣
鬼灯｢いえ、なんでもありませんよ。
さ、帰りましょう｣
貴｢では、私達はこれで｣
桃｢はい！有難う御座いました！｣
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るあ - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年7月26日 14時) (
レス) id: b5a241d30d (このIDを非表示/違反報告)
風佳(プロフ) - アクアマリンさん» ありがとうございます！そう言って貰えるとやる気が出ます！お礼として、鬼灯様からのコメントです!鬼｢楽しんでもらえて、大変恐縮です。今後とも私の活躍をご期待ください｣ (2018年1月7日 17時) (レス) id: 7d9a05262a (このIDを非表示/違反報告)
アクアマリン(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主ちゃん可愛いですね！面白かったです、更新頑張ってください！私もあなたみたいな文才ほしいです… (2018年1月7日 13時) (レス) id: e03341938c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風夏 x他2人 | 作成日時：2017年12月19日 21時
