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「……火影様がご迷惑をおかけしました」
風影様が守鶴様の元へ来たのは、火影様が深夜2時の外出許可届けを
私と風影様の分を申請していたかららしい。
やる事も考えている事も、さっぱり分からなくなってきた
我愛羅「俺としては火影殿に感謝だがな」
繋がれた手をギュッとさらに強く握られる
実は守鶴様が帰った後、夜も遅いし帰るか、となり。
私と風影様は砂漠の中を歩き、砂隠れを目指しながら
私の今までと、風影様の今までを教え合った。
私達が手を繋ぐ理由は
"2度と目の前からいなくなられては困る"と言われて。
ただ、それだけの理由
きっと風影様はまだ私が生きてると、実感はしていないんだと思う。
我愛羅「しかし、木ノ葉の重鎮兼外交官になってるとは思いもよらなかったな。」
"おかげで会談では痛い目を見た"ふっと笑う風影様に申し訳なかった
「申し訳ありません。仕事ですのでご容赦下さい」
我愛羅「気にするな。それほどAが木ノ葉で頑張ってきた、という事だろう？」
"簡単になれるものではないからな"風影様の顔を見ると、楽しそうだった
というか先ほどから微笑んでいらっしゃる
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作者名：紫希 | 作成日時：2021年6月8日 1時
