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夜中、屋上で意識を失った私をシカマルさんが運んでくれたみたいで
解毒から目覚めて1番、ドアップは火影様だった
お昼頃まで起きなかったようで、火影様にかなり心配させてしまった。
そこに現れたシカマルさんが、会談が午後に延期されたと教えてくれた
予想外にも会談を延期したのは砂隠れの方からだった
我愛羅「突然延期してすまない。少々立て込んでてな」
「構いません」
こちらも好都合でした、なんて言えるわけもなく会談が始まった
「失礼ですが、砂隠れの重鎮の方がお見えではないようですが……」
我愛羅「今回の話に限り、俺から上役へ通すことになっている。その方が話が進めやすい、との事だ」
"構わないだろうか"本来なら、重鎮同士の話し合いなんだけど
ここで文句言ったら砂隠れも困るし、また揉めかねないな
「風影様は聡明でいらっしゃいます。ご判断はお任せしたく存じます」
我愛羅「火影殿がいう通り、木ノ葉の重鎮は優秀だな」
この場には私と風影様以外にも、護衛につくカンクロウさんと
私の外交の補佐、シカマルさん。
それに会談の時のみ護衛となる火影様がいる。
我愛羅「会談の前に、外交官殿に一つ尋ねたい」
その発言に私達は頭を傾げた
我愛羅「警備の者から朝一番に報告があってな。昨夜、外交官殿が侵入者を捕まえたと聞いているが、確かだろうか？」
「はい。警備を待つのが惜しく、勝手ながら此方で対処させて頂きました」
"身勝手な行動をお許しください"他里にきてまで、問題は起こしたくなかったけど
こればかりはしょうがない
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作者名：紫希 | 作成日時：2021年6月8日 1時
