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ナルト「どうしてシカマルなんだってばよ！！！」
あうんの門の前でナルトの声が高らかに響いた
シカマル「あのなぁこれは仕事だ。Aさんの補佐だから俺は必須。いつもカカシさんの護衛でついていくナルトとは違うんだよ」
ナルト「でもカカシ先生も行くんだろ！？なら俺も護衛としてついて行くってばさ！」
カカシ「今回は政治の話だからね。3日間滞在する予定だから里の安全はナルトに任せたいし……それに護衛ならAさんがいるから大丈夫だよ」
ナルト「カカシ先生まで〜！！！！」
1年後。
ようやく筋力も体力も戻し、やっと砂隠れへ行ける事に。
今や私は火影様が提案したように、東雲氏族の政治の才を生かし、見事木ノ葉の政治を担う重鎮に返り咲いた
今回は外交官として砂隠れへ3日間滞在する予定。
理由はわからないけど、木ノ葉と砂隠れの上役同士が揉めたらしい
その蟠りを解すための派遣、というわけだった
面倒事は下に、とはどこの里も変わらないらしい
今回はあくまで仕事。そこに私事を持ち込んだら話が進まなくなる
そのため風影様に私の正体を明かすのは、もう少し先の事にした。
シカマル「お前の事だ。どうせ我愛羅とAさんの感動の再会をみたいだけだろ」
ナルト「(ｷﾞｸｯそ、そんな事ないってばさ」
シカマル「バレバレなんだよ。今回は上役同士の蟠りはもちろん、木ノ葉の政治を担うAさんの紹介も兼ねてんだ。」
ナルト「紹介なんかしたら絶対バレるってばよ！そこを俺が((シカマル「バーカ」
シカマル「Aさんも今や忍だ。顔はお面で、封印式は手袋で隠すし、声真似くらいできるっつーの」
カカシ「それにいくら同盟国とはいえ、大事な里の政治を担う重鎮の名前と顔は見せない決まりだしね。」
この1年。体力を戻したのは勿論、私は飛影様の人柱力となり、チャクラが使えるように。
今まではチャクラが封印されていたため忍の素質はなかったが、人柱力となった事でチャクラが解放&飛影様のチャクラと融合し無事に忍となった。
本来ならまだ下忍だけど、
人柱力であるため、いざという時に他里へ牽制できない、という上からのありがたーい助言により
私は上忍の方と任務につき、上忍の方の承認を得て無事に上忍に昇格
こればかりは上に感謝だ
「ナルトさん、飛影様もおられます。私に火影様の護衛をお任せ頂けないでしょうか？」
ナルト「ぐぬぬぬ……はぁ分かったってばよ……」
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作者名：紫希 | 作成日時：2021年6月8日 1時
