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No said
ナルト達はAが我愛羅の腕の中で息を引き取ったのを、悟った
テマリは泣き崩れ、カンクロウは涙を流し、悔しそうに拳を握った
九喇嘛「____！あんっのバカ狸！！！！手柄にさせてたまるか！！！」
九喇嘛「おいナルト！！！あの女のとこにいけ！！」
ナルト「は……！？おまっ人が悲しみに((九喇嘛「助けたいのなら急げ！！」
ナルト「！！！」
ナルトは急いで我愛羅の元へと飛んだ
そしてナルトはAに手をかざすと、九喇嘛のチャクラがAを包んだ
我愛羅「ナルト、Aはもう……」
ナルト「俺も良くわかんねぇけど、九喇嘛がAさん助けたいのならって！！」
我愛羅「どういう事だ……？」
九喇嘛「おいナルト、ワシの半身をこの女に宿すから、滅多な事でワシを呼ぶなよ！！いいな！！！」
ナルト「あ、ちょ、九喇嘛ぁ！？」
ナルトの身体から、九喇嘛の半身がAへと移り、何があったのかさっぱり分からなかった
九喇嘛の"助けたいのなら"という言葉が気になり、2人はAをサクラの元へ
サクラ「Aさん…、そんな……！」
ピクリともしない、Aに駆け寄ったサクラは違和感に気づき、胸に耳を当てた
サクラ「………サスケ君、永久封印に限らず、封印式が完成したら、命を落とすのよね……？」
サスケ「あぁ。異例はない」
サクラ「じゃあどうして、Aさんは生きているの………？」
その言葉に全員が耳を疑った
ナルト「サクラちゃん！それ本当か！？」
サクラ「こんな時に嘘なんかつくわけないでしょ！」
"聞き逃しちゃうくらい微かだけど、心臓が確かに動いてる"サクラの言葉に周りにいたカンクロウ達が集まってきた
カンクロウ「それ、本当か……？」
サクラ「はい。でも心音が限りなく小さいので、まだ安心はできません」
"とにかく病院へ"サクラの言葉に我愛羅は砂にAとサクラと自分を乗せて、病院へと急いだ
我愛羅「Aをどうか、よろしく頼む」
我愛羅はサクラに頭を下げた
サクラ「さ、最善は尽くします！！あとはAさん次第です！」
サクラはこの時、まさか風影から頭を下げられる日が来ようとは、と内心ヒヤヒヤしていた
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作者名：紫希 | 作成日時：2021年6月8日 1時
