午前5時前の甘いキス。25 ページ25
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結局それから、バイクを止めてある所まで行くのに一言も三瀬さんは口を開かなかった。
……どうかしたのかな。聞くべきなのか聞くべきじゃないのか。
あたしもそればかり考えていて口を開く事ができなかった。
あっ!!
「三瀬さん、」
「ん、何?」
バイクに乗る準備をする三瀬さんが、振り返った。
『逢いたかったら逢う、かな!』
『連絡先とか、知らなかったらどうするの?』
『探し出して、聞く……とか?』
友達との、その会話を思い出してあたしは決めた。
「その、連絡先とかって……。」
今まで、どんな風に皆に聞いてきてたっけ。
…三瀬さんの前だと、普通がわからなくなる。
青峰君とは、自然とだったしテツ君やみどりんに聞くときだって……。
「あぁ、知りたい?」
っ!!
上気する頬。三瀬さんに悪戯っぽい顔に、ドキドキする。
コクンと、ロボットのように頷けば三瀬さんは「めんどいし、赤外線で。」とあたしにケータイを投げてきた。
……黒の、スマホ。
ドキドキしながら画面を付けて、赤外線で送りあった。
「連絡してもいいですか?」
「何言ってんの、交換してんだからしてこいよ。」
男の子が単純だと思ってた自分はどこへ行っただろうか。
三瀬さんは全然単純じゃなくてむしろあたしの方が振り回されてる感じがする。
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十逢 - ☆抹茶ぷりん☆さんと同意見で実はうちも思ってたんですよ!桃井ちゃん可愛いのに小説すくねぇなー、と!なんで書いちゃいましたね笑 まじですか!応援されてると思うと頑張れる!ありがとうございます! (2014年12月23日 0時) (レス) id: 9318851bac (このIDを非表示/違反報告)
十逢 - 赤司君とのお話し大好きです!!一目見た日に一気読みしちゃいました笑 リスペクトです、ほんと(*^^*) 「尊敬」の一言につきますよ!文才分け与えてほしいです(*´∇`*) (2014年12月23日 0時) (レス) id: 9318851bac (このIDを非表示/違反報告)
☆抹茶ぷりん☆ - 桃井ちゃんとの恋愛物ってあまり無い気がするんですよね。だから、すっごく新鮮で好きですっ!!更新頑張ってください!応援してます!! (2014年12月23日 0時) (レス) id: 8c00b7f1df (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖.(プロフ) - 十逢さん» ひぇぇぇえ;;私なんぞの作品読んでくださいましたか。ありがとうございます(*´-`)憧れの作者さんだなんて照れます(//’-’//) (2014年12月22日 23時) (レス) id: ba84b43ebf (このIDを非表示/違反報告)
十逢 - 角砂糖.さん» 角砂糖さんの小説、いつも読まさせていただいています!憧れの作者さんからコメントをいただけで光栄です…!! 桃井ちゃんはガンガン行く系な女子の気もするんですけど、自分が書いてる男主が男主なので…(笑)コメントありがとうございました! (2014年12月22日 23時) (レス) id: e7b369ef52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十逢 | 作成日時:2014年12月14日 14時