愛が溢れる１ ページ13
．
帰宅し、ご飯も食べ、お風呂に入る
その後は二人のくつろげる時間だ
いつもなら彼は部屋へと戻るが
今日はリビングで本を読んでいた
今しかない
そう思った私は
征十郎の側へいく
『あの､征十…っ！？わあ…っ！』
途中で絨毯に躓いた
…最悪だ！！！！！！！！
「…っ！？」
『っ…ごめんなさい！』
見事に征十郎の背中へダイブした私
これって…
＿何かしらのハプニングとかで運良く抱きついちゃいました！みたいになればいいんですけど
これって…
これって…
絶好のチャンス…？
「あぁ…構わないよ､それで？」
『えっと…』
抱きついたまま､考えた末
『…私、前みたいな生活に戻りたい』
一番の望みを口にした
「…は？」
『前みたいに…沢山話して、笑って…』
「……」
『もう、距離を置くの
＿＿＿辞めにしない…？』
返事が無い
沈黙に段々怖くなる
「…A」
やっと口を開いてくれたかと思えば
名前を呼ばれた
『は､はい…』
ぎこちない返事しか出来ない
抱きついていた腕は退けられ、
征十郎がこちらに振り返る
世は向き合う形だ
すると、何故か微笑まれた
久しぶりに征十郎の笑った顔を見た私は
何処か心が軽くなったような気がしてならなかった
懐かしい彼の笑った顔
「…僕も同じ事考えてたよ」
完全に私の中で何かが開放された
「すまなかっまた…今まで」
『ううん…』
そう言うと抱き寄せられた
征十郎に寄りかかる形になって
すごくドキドキする
と同時に頬を涙が伝った
今までの想いが一気に流れる
嫌なことから全て、出ていく
「…泣かせるまで我慢させていたのか」
『違う、嬉し涙だって…っ』
そう、この涙は嬉しさも半分ある
『征十郎…』
「ん？」
『…大好き』
抱きついたままだから顔が見えない
今だからこそ言える事
すると
「…僕は愛してるかな」
そう返ってきた
私達の交際に愛が生まれる
「…もう､離さないと約束する
だから傍に居てくれ…」
『…うん』
身体が離れると
次はゆっくり
唇が重なった
．
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あやぽん。(プロフ) - さややんさん» ご指摘ありがとうございます！！！ (2018年9月2日 15時) (
レス) id: 5eb1035f6b (このIDを非表示/違反報告)
さややん - 静かな朝２で、機嫌が期限になってますよ！ (2018年9月2日 15時) (レス) id: 9ca511b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
あやぽん。(プロフ) - 三日月涼風さん» お久しぶりです！！本当に暑いよね…日本大丈夫？？← ありがとう、そっちも十分休養とってね！！！ (2018年8月14日 10時) (レス) id: 5eb1035f6b (このIDを非表示/違反報告)
三日月涼風(プロフ) - 久しぶり！最近すごく暑いよね…夏休みの間だけでも、ゆっくり休んでね！ (2018年8月3日 0時) (レス) id: 089d604416 (このIDを非表示/違反報告)
あやぽん。(プロフ) - かげりんさん» ありがとうございます！なかなか更新出来ずすみません…。落ち着いたら夏休み更新しようと思います！少し待ってて下さい！お願いします！ (2018年7月14日 12時) (レス) id: 5eb1035f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぽん｡ | 作成日時：2017年12月15日 19時
