検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:31,236 hit

33話・私の存在 ページ34

すごいすごいすごいすごい!!!


私は全然やってないのに、こう胸が熱くなる試合だった!!


世界は凄い!!



そして、日本は勝ったっ!!!

何て凄いんだろうか。


おかげで、語彙力が減ってしまった。



『……。』

野坂「何で黙ってるの?」

『何か、言葉が出なくて……。』

野坂「ふぅん。」

『ただ1つだけ分かりました!』

野坂「何?」

『野坂くんは、格好いいっと!』

野坂「……、あ、そう。」



そのまま、クルリと振り返って歩いて行った。

そっけないな……。

せっかく褒めたのに。














































それから色々サッカーに興味を持ち、皆さんの事を色々調べた。


野坂くんは、戦術の皇帝と言う名を持っていて……、その他皆さんは……。


私が目を置いたのは、西蔭さんの名だ。


『守護神って……。』




私は、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


いつもの野坂くんの隣にいる西蔭さんは、私の存在により……、彼の何かを奪っているような気がした。


私は、何してるんだろうか。


守護神とか名のっておきながら、使えないカス。

よっぽど彼の方が素晴らしい守護神だ。





























別に盗み聞きをしてる訳ではない。

今杏奈さんと、野坂くんが話している。


こ、これは………!!!


杏奈さんは、野坂くんの事が好き?!

こここここ、これは良い。良いっ!!!


美男美女コンビではないか!!


私が野坂くんに張り付いている場合ではない。


杏奈さんを応援しなければ……!!!







私は、気付いていなかった。



自分の気持ちに。




私の杏奈さんの応援活動が始まる中、逆に私が……。

34話・変わった日課→←32話・溺れてしまいそう



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年4月30日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。