33話・私の存在 ページ34
すごいすごいすごいすごい!!!
私は全然やってないのに、こう胸が熱くなる試合だった!!
世界は凄い!!
そして、日本は勝ったっ!!!
何て凄いんだろうか。
おかげで、語彙力が減ってしまった。
『……。』
野坂「何で黙ってるの?」
『何か、言葉が出なくて……。』
野坂「ふぅん。」
『ただ1つだけ分かりました!』
野坂「何?」
『野坂くんは、格好いいっと!』
野坂「……、あ、そう。」
そのまま、クルリと振り返って歩いて行った。
そっけないな……。
せっかく褒めたのに。
、
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、
、
、
それから色々サッカーに興味を持ち、皆さんの事を色々調べた。
野坂くんは、戦術の皇帝と言う名を持っていて……、その他皆さんは……。
私が目を置いたのは、西蔭さんの名だ。
『守護神って……。』
私は、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
いつもの野坂くんの隣にいる西蔭さんは、私の存在により……、彼の何かを奪っているような気がした。
私は、何してるんだろうか。
守護神とか名のっておきながら、使えないカス。
よっぽど彼の方が素晴らしい守護神だ。
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、
、
別に盗み聞きをしてる訳ではない。
今杏奈さんと、野坂くんが話している。
こ、これは………!!!
杏奈さんは、野坂くんの事が好き?!
こここここ、これは良い。良いっ!!!
美男美女コンビではないか!!
私が野坂くんに張り付いている場合ではない。
杏奈さんを応援しなければ……!!!
私は、気付いていなかった。
自分の気持ちに。
私の杏奈さんの応援活動が始まる中、逆に私が……。
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作者名:千 | 作成日時:2019年4月30日 12時