【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

責任を取る(古橋廉次郎) ページ26

古橋side



「…………妊娠したかも」


「は？」



ちなみに言っておくが、Aは彼女ではない

友達でもない


ただ数回ヤったことはあるが……



彼女には嫌われているという自覚もある


彼女は誠凛のマネージャーだった


こう言えば嫌われている理由が分かるだろう



まぁ、何故行為にいたったのかはまた今度




「やだぁ……赤ちゃんいらない

あんたとの子なんてぇ」


「ああ」



泣いてる彼女を膝に乗せて抱き締めながら出来るだけ優しく頭を撫でる



「でも、最近お腹痛くて……


あれもこないし」


「そうだな

普段嫌い嫌い言ってるやつの子供妊娠したかもしれないな」




俺はなんとも思ってない訳ではないから願ったり叶ったりだけど


出来れば愛し合った形で欲しかった




「もし出来ていたら、責任を取る


いや、出来てなくても……その、結婚してくれ」



そう言うと、涙を溜めた目が見開かれた

そして口を開いたかと思うと



「やだぁ!!」



拒絶の言葉……まぁ、当たり前か



「ふ、覚悟してろ

絶対お前を惚れさせる」




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いかがでしょうか!?

リクありがとうございました!!

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