不動行光�� ページ35
「....それで？」
不動は甘酒を片手に、私の前へ行儀よく座った。
「探しに行かなくていいのかよ？...ひっく」
『短刀ならまだしも...あいつらは大人だ。すぐに戻ってくる』
「いや短刀も大人だろ」
『シャラップ』
よく聞くよ？短刀もかなり歳とってるとかよく聞くよ？？
だってあの大天使の集まりである粟田口でさえおじいちゃんじゃね？とか言われてんじゃん？？
だけどそういうことは言っちゃいけないんだよ！！夢を持たせろバカ野郎！！！(((
『...で、何で私の前だとそんなに行儀いいんだ？』
「あー？....あんたに好かれてないと捨てられるんだろ」
『...は？？？誰情報ですかそれ』
「長谷部」
あいつマジでシバこうかな....。
「俺は今でも信長様のことを慕ってる。でも...これでも一応あんたのことも慕ってんだよ。何故か、あんたの為なら何でも出来る...そう思えるほどに。なのにあんたは命令してこねぇし？ま、こんなダメ刀使いたいなんて思わねぇわなぁ...ひっく....だから近侍に選ばれたときくらい機嫌取っとこうと思って」
私は小さくため息をつき、不動の目を見つめる。
「なっ、なんだよ？」
『目を逸らすな。...あのなぁ、お前のこと信頼してなかったら近侍に選んだりしてない。そうやって機嫌を取るだなんて言うな。あと、長谷部の言う事はあんまり間に受けるなよ....』
「....本当にいいのか？」
『ああ』
「...分かった。そんじゃあ今からそうさせてもらうぜ？ひっく」
『お、おお....座り方おっさんかよ』
不動にツッコんでいると、今度は勢い良く襖が開かれた。
いやいやいや落ち着け。壊れかけてんじゃねーか！
『....ど、どうした？一期一振。急いでるのかもしれないけどとりあえず襖は大事にしような...』
「も、申し訳ありません。それより主殿、大変なことが起きております...！」
『た、大変なこと？』
「今、手合わせ部屋で三日月殿と鳴狐が手合わせをしているのですが....」
？珍しい組み合わせだな....。
『ああ、それでどうした？』
「そのっ....！三日月殿に押されていた鳴狐が....鳴狐がッッ.....！！」
一期の表情とその後の言葉を聞いて、私は手合わせ部屋に向かって全力でダッシュした。
『あのアホ共ッ....！！！』
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もへ(プロフ) - こんばんは初めまして！読ませて頂きました。とても続きが気になります！これからも無理せず頑張ってください^^ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: 3a81a59490 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月21日 8時) (レス) id: 88e0097a07 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ@毒占欲の人 - 全部読ませて頂きました！刀剣乱舞のヤンデレって良いですね。私も同じく書いているのですが、こんなに上手く行かないです。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8c76c836b6 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 全話読みました。すごく良かったです！続きが気になりますし、審神者も刀剣も共依存になっているのでは？ということも思い浮かんできます。更新頑張ってください！ (2019年1月3日 20時) (レス) id: 7e18d65cd1 (このIDを非表示/違反報告)
篠霧 - ヤンデレ、ありがとうございます とっても好きです。頑張って下さい。 (2018年12月13日 21時) (レス) id: 5b34b7d6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2018年11月12日 21時
