輝きのセレーネ【月永レオ】 (ページ8)

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輝きの天使ページ8

英｢やぁ、君も戻ってきたようだね。｣

『も…ってことはもう彼にはあったんだね。』

英｢あぁ、そうだよ。彼とは近々ライブすることになっていてね。｣

『……ライブですか。』

背中には天使の羽が生えていて今にも消えそうな儚い輝きの天使が現れた
天使は綺麗なのに中身を除けば真っ黒だったことは見て見ぬふりをした
残暑が続く中、外での体育は辛いな
今日の太陽はぽかぽかではなくギラギラというのが相応しい

英｢知らないのかい？ナイトキラーズという臨時ユニットを組むことになったんだ。｣

『Knightsを倒す…』

英｢学院に戻ってきて早々風を巻き起こしているね。君は帰って大人しくなってしまったけれど、｣

『仕方ないですよ。私はこの学院の犠牲者ですから。』

それを風と言うならばこの学院は毎日がテンペストにあっていることになるが、
革命児のお陰で今は昔よりうんと平和な日々がこの学院で続いていた

英｢君まで殺す予定は無かった、あれは不慮の事故だ、君は5奇人並の強さは兼ね揃えていたからね、【月の女神】と異様な名も持っていたし。｣

『今更慰められても…もう終わったことはいいんです。』

英｢結局夢ノ咲学院がいい方向に行くという希望のための犠牲者に君は必要不可欠だったんだよ｣

『貴方はそれも計算のうちに入れているよね。』

私の死は不慮の事故だと片付けられた
私はなんで死ななければならなかったの
そうは言うけれどあの頃の天使は何を考えていたのだろう
輝きを失った原因は天使なのかはたまたまた別のものなのか。