輝きの希望は絶望へ ページ7
司「かつて…ということは今は、」
凛「今はちょっと訳ありでアイドルはしてないよ」
レ「Aもう見えないのか?」
『そうだね。見えないよ。』
レ「やっぱりお前Aじゃないな!誰だよ!宇宙人にアブダクションされたのか!?」
『そうだね。』
無駄にうるさい。声に反応しながら課題を進めていた
隣では作曲しているのか無数の紙が散らばり始めた
いつもなら何かが見えていたのにな。
目線が曲に行き離さなかった
レ「…本当に見えないんだな。」
『何度言ったら分かるの。』
レ「Aだったら見えた色、光、音、全部言ってくれるよな。」
『過去に囚われないで』
レ「……ほら、できたぞ」
『……ぅ……』
渡されたものの、やっぱり見えなかった。
しかし強いノイズに見舞われ目が混乱した。
何かが見えそうなのに頭の処理が追いつかず壊れたテレビのような視界にくらくらした
レ「A?」
『気持ち悪い…ガサガサってノイズが走っ…て』
レ「お前、゙見えなくなっだじゃなくで見ないようにしてる゙だろ?」
『…………そんなこと……ない』
レ「お前自身はそう思ってなくても頭のどこかで拒否反応を起こしてんだろ」
心はまたあの景色を見たいと思っているのに、
゙見ないようにしてる゙なんて矛盾が起きている
頭の片隅で本当の私は何をしようとしているのでしょうか。
輝きの希望は絶望のノイズに豹変してしまいました。
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作者名:うななちゃま | 作成日時:2023年4月27日 0時