輝きのセレーネ【月永レオ】 (ページ19)

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輝きのSoulcolor ページ19

『……』

司｢Aお姉さま…そこで何をしているのでか｣

『……空の色を見つめてた』

司｢……空の色ですか？今日は雲ひとつない晴天ですしね｣

中庭の芝生の上で転がっていたところまだまだ未熟で純正な子がいた。
この子は…彼に憧れているのだろうか。だとしたら今回のデュエルはこの子にとって何かを変えるきっかけになるのかな。

『…そういえばないね、雲…』

司｢今気づいたのですか！？｣

宙｢つかちゃんそんなところで何してるのです？｣

司｢宙くん！こちらが月の女神さまの方のお姉さまです｣

女神…あまり関わらないけれどプロデュース科の女の子。
革命を起こしたTricksterの5人目だとが女神といわれた
あの子も無理やりそんなものを背負わされて苦しくないのかな。

宙｢色を見れば分かるんだな～、周りは錆びていますけど中心は満月のような綺麗な色をしています！｣

司｢お姉さま！この子は私と同じclassmateの宙くんですよ。｣

『……色、見えるの？』

宙｢そうです！宙には人の色が見えるんだな～｣

『そんなんだね。私そんな色してるんだね。』

この子の色は見えないけれど、とても信用できる何かがある気がした
この子に聞けば何か分かるかもしれない。輝きのこと。

宙｢なんだが悲しいような嬉しいような色が見えます！｣

『私ね、もうずっと色も輝きも見えないんだぁ…色ってどうやって見るんだっけ』

司｢お姉さま…それはleaderが言っていたことですか？｣

『うん。』

宙｢よく分かりました！色は見るのではなく感じるんだな～！相手を感じることで周りから色が浮かび上がってきます！でも輝きは分からないんだな～｣

司｢確かに、輝きとは何なのでしょうか｣

色は見るのではなく感じると見えてくるもの。
すっかり忘れいてた気がする。
この子は輝きが見えないのか。
まずそもそも輝きとは何なのでしょうか。