素直になれないのは君のせい【月永レオ】 (ページ20)

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一応未遂。ページ20

蒼｢ねーちゃん！あけおめ！おはよう！｣

『うるさい、寝かせて、おやすみ』

あの後、レオの家いって朝に帰ってきて寝てたらこのざま
頭がずきずきして痛い

蒼｢もう昼だけど…せっかくねーちゃんのためにお年玉持ってきたのに｣

『ん〜誰から、パパ？ママ？おばぁちゃん？』

蒼｢うん、いつも貰ってる人達と今年は俺もねーちゃんにお年玉あげる！｣

『何それ、何円？10円？』

毛布から顔を出して見た

蒼｢違うよ。この前買ったKnightsのグッズ！ランダムでレオさんがでたからねーちゃんにあげる｣

そしてだされたのが無数の缶バッジとアクリルキーホルダー

うわぁ…彼氏のグッズ付けるやつが何処にいんのよ

『私はいい…他のレオ担にあげなさいよ』

蒼｢えぇ〜？仕方ないな…じゃあこっちあげるよ｣

手に持っていたのはオレンジ色のサテンでつくられたリボンのキーホルダー。

Knightsのマークがついており。鎖や剣がついていた

『へぇ、なかなか可愛いじゃん』

ベッドからおりて近くでそれをみた

蒼｢でしょ？俺がつけてても女々しくなるだけだからつけてよ｣

『…通学鞄にでもつけといてあげる』

蒼｢ねーちゃん？それ、どしたの、昨日虫に食われた？｣

蒼太の指の先には無数の紅い印があった

昨日…じゃなくて今日か割と痛かった

でも未だに処女。一緒に寝たりするけどお互い学生の時にはしないと誓った

でも流石に親には見せれないな

『大丈夫。未遂だから』

蒼｢あ…うん。なるほどね。｣

未遂だと言うと何かを察したようだ

レ｢お邪魔します。A、きた。蒼太もうっちゅ～☆｣

ドアが開けたと思えばなんかきた

蒼｢レオさんこんにちは！｣

嬉しそうに言った

まるで犬のしっぽが着いているみたい

レ｢俺のグッズじゃん。A付けんの？｣

机の上に散らばったグッズを眺める

『このリボンだけ』

レ｢他のも付けろよ｣

『誰が付けるかよ』

蒼｢じゃあねーちゃんの分は俺が付けるから｣

レ｢蒼太は可愛気があるな～｣

よしよしと頭を撫でられ満更でもなさそうだ

『じゃ蒼太は出てってよ。着替えるから』

このまま親に見られてもまずいので着替えたい

蒼｢なんで？どっかいくの？｣

『ママとパパに話しておかなきゃ行けなくて』

そういうと少し間を開けて叫んだ

蒼｢…もしかして結婚するの！？｣

『違う、はい出てけ』

レ｢俺は結婚でもいいけどな～｣

『余計なこと言うな』

蒼太をグイグイと外に押しのけた