どんな顔も可愛い！by立花いづみ ページ11
side立花いづみ
｢曲ですか？｣
こてん！と首を傾げる姿も可愛い･･･じゃなかった！
立花｢うん！もし良ければなんだけど･･･流石にまずいかな？著作権とか事務所関係とか｣
｢んー･･･Aって名前は事務所が商標登録してる名義なので、それを使っての曲になると面倒なことになりそうな予感はしますね！！
これがかかりそう！｣
マネー！なんて言われて左京さんが眉を思い切り寄せた
｢まぁ多分名前使わなきゃ大丈夫だと思います！
劇団に著作権とかはあげるってことで書くのでフリー素材的な？そんな感じで作っときますね｣
立花｢え！そんな悪いよ！｣
｢いいのー！僕にとってここは大好きな人たちの居場所だもん。仲間の為に少し頑張るくらいだもん！ねー！｣
あ！インスピレーション！と再び叫ぶとペンを凄まじい早さで動かし出した彼女に目を見張る
まるで音符が踊っているかのようにこの世に彼女はメロディーを生み出していくのだから
東｢へぇ、凄いね。それにすごい集中力だ。僕らのこともう見えてないよ｣
左京｢随分と楽しそうに書くじゃねぇか｣
確かに、目をキラキラと輝かせてまるで新しいおもちゃを貰った子供のように書き記す
有栖川｢おや、みんなこんなところにいたのかい？｣
がちゃりと扉を開けて入ってきた冬組のメンバーが興味深そうにこちらに寄ってきたのにも見向きもせずに彼女は書き続ける
3枚目の譜面にピリオド、そして自分の名前を殴り書きのように書けばそれはポイッと投げ捨てられ宙に舞う
それを慌ててキャッチした
当の本人はまだ曲作りに没頭しているのだが
月岡｢これは？楽譜？｣
立花｢今Aちゃんに私たち劇団の曲を作ってもらってて！｣
有栖川｢ふむ、それは大変興味深い。
どれどれ？これは春組の曲かな？｣
月岡｢確かに、ワクワクする感じがするね。｣
立花｢ねぇAちゃん、これってもしかして組ごとに作ってくれてるの？｣
声をかけても無反応なため肩に手を置けばビクリと震えて彼女は振り返った
｢邪魔しないでほしい！がるるるる！
！！じゃ、じゃなくて！！！驚いちゃったー！
ってなんでこんなにみんな集まって･･･｣
ムッとした顔をすぐさま笑顔に変え、そしてまたすぐに驚いた顔に変わった
表情がコロコロ変わるから見ていて面白いなぁ･･･でもがるるるって･･･
もしかしてAちゃんの素の部分？
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夢花(仮垢) - この物語を読んで勇気が出ました。ありがとうございます！えと、伝えたいこと沢山あって、ここだと２つに分けると他の方のコメまで下に行って消えそうなので、こみゅーで伝えます(( (2018年8月3日 1時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
豆犬(プロフ) - 最初から最後まで今日一気に読ませていただきました!!内容が良く、すぅっと物語に吸い込まれるような感じでとても読みやすかったです(*´∀｀)本当に良い作品だな！と思いました。そして、完結おめでとうございます。最後にお疲れ様でした(*´∨｀*) (2018年7月26日 18時) (レス) id: 7127065132 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - Assamさん» コメントありがとうございます！私もなんだか寂しい気持ちですが完結させられて良かったです。応援ありがとうございます、気持ちに答えられるよう頑張ります (2018年7月15日 18時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 瀧本晴菜さん» コメントありがとうございます。ついに完結致しました長々とお付き合い頂きありがとうございました！これからもまたよろしくお願いします (2018年7月15日 18時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
Assam(プロフ) - 完結お疲れ様でした！少し寂しくなりますが、最新作まってます！ (2018年7月14日 0時) (レス) id: e72b17aad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2018年6月10日 20時
