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「昼だぞ」

『うん、そーだね』

「そーだねじゃねーよ、昼飯!」

『あー…俺パスで』


俺の幼馴染は漂浪癖の激しい

危なかっかしい奴だ


ただ俺から離れないでいてくれれば

探す必要もないし楽なのに


知らない間にどっかいって

知らない間に俺の知らない顔をしている


『今日はサービスするから諭吉一枚増やしてほしいな、おじさん』

『んー、いいよ。お金くれるなら』


バイトも上手くいかないって

すぐに辞めるような奴が金を持ってる


それはどう考えてもおかしいこと

俺だってそんくらい分かってる


『んー…体中痛い』


そうやって毎日ボロボロになって

帰ってきて


体を痛めて学校に来る


お前だって辛いだろ

やめろよ


『やだ、あきの頼みでも無理だよ』

「っ…なんで…!」


どんなに頼んだってやめない

日に日に壊れるこいつを見てるだけ









あぁ、憂鬱だ

.執筆状態:更新停止中











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作者名:絵描きさん | 作成日時:2018年7月20日 19時

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