二十九の巻 ページ33
カカシ｢とりあえず、これで大体分かっただろ？オレはそれの専門じゃないから、聞いた話しか知らないけど、話したことは全部だ」
『……はい』
雨が止むまで、カカシは黙って
私の背中に手を添えていた
なんだかそれがある日のシカマルのようで
懐かしいなと感じた
カカシ｢…多分、Aもオレの過去を見たはずなんだが…何も知らない？」
『…そういえば…何か断片的に映像が流れていったけど、あれは今までのカカシなんだ？』
カカシ｢…そうだね…」
『……でも、本当に途切れ途切れでよく分かんなくて…瓦屋コウはしっかり見えてたんだよね？』
カカシ｢恐らくね」
全く使ったことがないから
そのブランクか…
もしくは半端に術をかけていたのか
どっちにしろ任務を遂行するにあたって
いつか使わざるを得ない場面があるだろう
その時にたった5秒なんて短い時間
不利にしかならない
修業が足りないってことだ
兄さんはきっとこれを使いこなしていたはず
もう使わない手もない
『…これのコツとか…聞いてない？』
カカシ｢あぁ…それに関してはまた違う話ね。最後に言ったこと覚えてる？オレがコウくんと賭けをしたって話」
『え、うん…』
カカシ｢オレはコウくんが妹さんを鍛えればいいと思ってたんだけど…亡き今はそれも不可能なわけ」
『はぁ、そうですね…』
カカシ｢…つまりはコウくんの不戦勝、オレの負けだ。負けた方は妹さんを弟子として立派な忍にさせなきゃいかん……ってことで必然的にそうなるわけですよ、コウくんの妹さん」
『へ……え？私？』
カカシ｢以外に誰がいんの…瓦屋コウの妹だということは隠せとでも言われてた？バレバレ」
『やっぱりそんな…顔に出てる？…よく私の周りにはエスパーがいるなって昔から思ってたけど…』
カカシ｢ジョーダンよ、ただ単に妹さんの名前聞いてただけ。お前の名前だよ」
『なんだ名前…って、そうじゃないわ！えっ、なに？私カカシの弟子になるの？』
え、弟子入りするなら
シカマルのお師匠様の所って決めてたのに…
まぁ、カカシもカカシで面白そうだし
別にいっか
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絵描きさん(プロフ) - kyokapi23さん» ありがとうございます！！中高一貫でも中学受験で大変だったはずです。お疲れ様でした。小説はまだまだ続きます！受験終わったのでどんどん更新しようと思います！ (2018年1月18日 20時) (
レス) id: 2c9b4e9ca8 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 受験合格おめでとうございます！！私自身、中高一貫生なので受験してないんですけど、やっぱりきついですよね。この話大好きなんで、これから楽しみしてます！受験お疲れ様でした！ (2018年1月18日 20時) (レス) id: aba9acb70a (このIDを非表示/違反報告)
くるぴぃ(プロフ) - 絵描きさんさん» お忙しい中コメレスありがとうございます(*´-`)後悔しないよう頑張りましょう！ (2017年12月27日 0時) (レス) id: 4ec61bd823 (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - くるぴぃさん» コメントありがとうございます！受験大変ですよね…。進路を決めるのは大分悩みましたけど自分にあった学校を見つけられたので、くるぴぃさんもきっと大丈夫です！お互い合格出来るよう頑張りましょう！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: 2c9b4e9ca8 (このIDを非表示/違反報告)
くるぴぃ(プロフ) - 私も受験生です…辛いですがお互い頑張りましょう！都内入試大変ですよね！私もいまだに進路決めかねてます笑笑 (2017年12月26日 1時) (レス) id: 4ec61bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2017年10月11日 19時
