十三の巻 ページ17
シカマル｢なんだもう終わりか？」
『んー、結局2回やって2回とも負けたしねー…今日はこの辺にする』
シカマル｢でもまだ飯には時間あるしな…」
『あ、じゃあ今日の話しようよ。今回分かれちゃったからそっちのこと何も知らないし』
シカマル｢いいぜ、オレんとこはな…」
私のいない、猪鹿蝶の班
仲いい私達の中で私だけが分かれた
今までは一緒だったからこういう話は
したことがなかったけれど
今回に関しては全くの無知なわけで
ずっと気になっていた
シカマル｢あー、そういやアスマ…オレの班の先生が将棋好きだってよ。自己紹介ん時に言ってた」
『へぇー！確か…アスマって猿飛だよね？火影様の息子さんだっけ？』
シカマル｢そうそう、よく知ってんな」
『雑学も知ってる方が役に立つからね。そういう情報くらいは持ってるよ』
でもそうか…猿飛…
うちのカカシとは比べものにならないな
しっかりしてそう…アスマ先生
シカマル｢……お前んとこはどうなんだよ、なんかあったんだろ？」
『…え』
シカマル｢なんかずっと浮かない顔してたぜ。オレが気付かないわけねぇだろ」
『…あ、はは、すごいねシカマル。でも大丈夫！もう解決したから！多分！』
シカマル｢無理はすんなよ？お前すぐ溜め込むし、前にもそれで色々あったろ」
『あー、兄さんのとき？あのときは本当感謝してますよ』
兄さんがいなくなって
心がアレになってたときね
それはもう…奈良家に随分良くしてもらった
特にシカマルはお母さん並に
『シカマル、私ね…』
シカマル｢ん？」
ほらそうやって心配そうに眉下げて
優しい顔で待っててくれるの
『あのね…』
だから、ずっと思ってた
もしも、もしもって…
『私…』
何度も困らせちゃって悪いんだけど
これだけは言っておきたい
『私、シカマルのことすっごく大事だよ。だから寂しい…シカマルともっと一緒がいい。でも今のままじゃ私、自信もって隣になんて居れない。…ので、少し待ってほしい』
シカマル｢……おう」
『もっと強くなるから。シカマルの役に立てるように…いつかシカマルの役に立ちに行くから。だからそれまで、待っててくれる？』
シカマル｢…お前を待つのはもう慣れっこだしな、っつっても、女のお前に肩持たせるわけにもいかねぇ。オレもお前の横に立てるような男になるから、お互い頑張ろうぜ」
『……うん！』
私は強くなる…
この里で
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絵描きさん(プロフ) - kyokapi23さん» ありがとうございます！！中高一貫でも中学受験で大変だったはずです。お疲れ様でした。小説はまだまだ続きます！受験終わったのでどんどん更新しようと思います！ (2018年1月18日 20時) (
レス) id: 2c9b4e9ca8 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 受験合格おめでとうございます！！私自身、中高一貫生なので受験してないんですけど、やっぱりきついですよね。この話大好きなんで、これから楽しみしてます！受験お疲れ様でした！ (2018年1月18日 20時) (レス) id: aba9acb70a (このIDを非表示/違反報告)
くるぴぃ(プロフ) - 絵描きさんさん» お忙しい中コメレスありがとうございます(*´-`)後悔しないよう頑張りましょう！ (2017年12月27日 0時) (レス) id: 4ec61bd823 (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - くるぴぃさん» コメントありがとうございます！受験大変ですよね…。進路を決めるのは大分悩みましたけど自分にあった学校を見つけられたので、くるぴぃさんもきっと大丈夫です！お互い合格出来るよう頑張りましょう！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: 2c9b4e9ca8 (このIDを非表示/違反報告)
くるぴぃ(プロフ) - 私も受験生です…辛いですがお互い頑張りましょう！都内入試大変ですよね！私もいまだに進路決めかねてます笑笑 (2017年12月26日 1時) (レス) id: 4ec61bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2017年10月11日 19時
