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*二つの誘惑 ページ29

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「そこにいるのは、Aちゃんじゃないか!」

「えっ……」






聞き覚えのある声に、思わず振り返る。
そこには、最近会ったばかりの二人の生徒がいた。







「日和くんに、ジュンくん!」

「Aさん……」







日和くんの後ろに隠れていた彼は、私を見つけた途端、なぜかすごく笑顔になった。
そして、一歩、日和くんの前へ出る。








「こんにちは、またお会いできて嬉しいです」

「私もです…!サマーライブの時以来だね、」








そう言って笑うと、そうっすね、とはにかむジュンくん。それを見て、なぜかムスッとする日和くん。
日和くんは私とジュンくんの間に割り込むかのように、真ん中にたった。









「ちょっと!僕を置き去りにして話を進めないでくれるかな!?」

「あ、ごめんなさい……!日和くんも、お久しぶりです!」

「うん、久しぶりだね。……A」







急に、日和くんが私の名前を呼び捨てで呼んだ。
急なその行動に、ドキッと胸が高鳴る。







「ひ、日和く……?」

「なあんてね!僕を置いてけぼりにしてジュンくんと仲良くした罰だよっ!びっくりしたかな?」

「び、びっくりしました……!」








そんな日和くんの行動はジュンくんには響いてないらしく、当の本人は欠伸をしていた。







「それで、どうして夢ノ咲学院に?」

「あ!そうだそうだ!僕達、君に用事があってこの学院に来たんだよ!あっはっは!」

「そうなんですか?」









高々と笑う日和さんと、呆れたように説明を始めるジュンくん。この二人は、サマーライブの時からこうだったっけ。








「俺たち、夢ノ咲学院でライブをしようってことになってて。それで、今回、Aさんにプロデュースの依頼を、と……思って、」

「……プロデュース、ですか?」








私の問いに、二人は満面の笑みで頷いた。








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aya - 続編も楽しみです(*/▽\*) (2018年10月11日 17時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - マド姉可愛いもんね!分かる!!んでもって葉月ちゃん可愛すぎる(真顔) (2018年9月15日 23時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
恋@AI(プロフ) - SAKURA♪さん» コメントありがとうございます!ご期待に答えられるように日々精進していきたいです、これからもよろしくお願いします!! (2018年2月4日 16時) (レス) id: 459c302e28 (このIDを非表示/違反報告)
恋@AI(プロフ) - ゆーゆさん» コメントありがとうございます!なんかハッピーエンドものにしたかったもので…そう言っていただけて嬉しいです!ありがとうございます! (2018年2月4日 16時) (レス) id: 459c302e28 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA♪ - 逆ハー最高!!!ヒャッハーー!!! 次を、楽しみにしています!! がんばってください!! (2018年1月31日 20時) (レス) id: 497d452f2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋@AI | 作成日時:2017年4月21日 7時

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