死者の山菜 ページ10
開店したばかりのゲームセンターはまだ人少なく、3D眼鏡をつけて立体的にプレイするシューティングゲームに励む全身黒で決めた芳村と同年代に当たる男性が、ライフル型のコントローラーを画面に向け、容赦なく、ディスプレイから迫り来るゾンビを倒す。
今のところ、日本円で100円を入れてまだライフは少しも減っていない。
背後からゆっくりと鼻唄をセンター内に響かせながらやって来る人物。
熊のような優しい容姿をしており、夏にも関わらず何故かマフラーをしている、イギリスの警官。しかし、彼は変わり者なため、普通の警官は着ない制服を着ていた。“目”が悪くならないよう、赤いブルーライトカットの眼鏡をしていた。
優しく笑い、
ソレン「上手いですね〜♪感心しますよ。」
死神「止めてくれ。これは昔、人を殺すため無理矢理植えられた技術なのだ。感心しないでくれ。」
ソレン「なら、感心しないようにします。」
死神「では、後ろに隠している鉄パイプをLoseしてもらおうか。」
ばれた?凄いやとニコニコした。
ポケットにしまい込んだ棒キャンディーを加え、美味しそうに口内で舐める。すると、操作中の死神の肩に顎を乗せ、甘い匂いがする口を耳元で呟いた。
ソレン「無駄なことしないで?僕のターンがこないよ。じゃぁ、何かあったら言って?僕達友達だもんねー♪」
子供のような大人がゲームセンターを去っていき、相手戦車の大砲でやられてしまい、死神は残念な顔をした。
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Sam・(プロフ) - 甲斐さん» なんと奇遇!!小生も受験生です!!まぁ、偏差値10は上げたいな (2015年8月22日 8時) (レス) id: 540e86e38f (このIDを非表示/違反報告)
甲斐 - 完結おめでとさんです!! (2015年8月22日 2時) (レス) id: 86423df89e (このIDを非表示/違反報告)
甲斐 - すいません!かなり見てなかったもんでここまで進んでいたんですね!受験におわれてて… (2015年8月22日 2時) (レス) id: 86423df89e (このIDを非表示/違反報告)
Sam・(プロフ) - あーちゃんさん» 審判)私は“この”小説の処刑人の一人です。もう一人のお馬鹿さんはジャックと言います。ちなみに、私はオーストリア出身です。下のはその題名です。 (2015年8月20日 21時) (レス) id: 540e86e38f (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - えーと、何かの漫画に出ているキャラクターですか? (2015年8月20日 7時) (レス) id: 786cd60106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:拷ノ音 Sam・ | 作成日時:2015年5月29日 23時