プロポーズされました 28 ページ30
？「俺向日岳斗だ！よろしくな！A」
？「俺は忍足侑士って言うねん、Aちゃんはマネージャーになるんか？」
よろしくって言われても…
……あれ？
A「なんで私の名前知ってるの？」
岳「お前は噂になってるんだぞ！」
侑「名前は跡部から聞き出したん」
長「あー！！！」
急に大声を上げたちょた。
長「もしかして藤野Aちゃん！？」
A「ちょたのバカ」
やっと思い出してくれた…
私は忘れたことなかったのに…
長「ごめんね！見違えるほど綺麗になってたからわからなかったよ…」
岳「お前らどんな知り合いなんだ？」
長「小さい頃同じピアノ教室に通っていてそこで知り合ったんです」
A「私は忘れたことなかったのに…」
長「ごめんね！いちごミルク今度たくさんプレゼントするから！」
A「本当？！」
長「本当だよ」
A「やっぱりちょた大好き！」
私はもう1度ちょたに抱きつく。
長「Aちゃん…」
A「ん？」
長「跡部さんが怖いから離れようか…」
A「え？」
ちょたから離れて跡部さんを見るとそれは恐ろしい…
不機嫌オーラを撒き散らし
挙げ句の果てにちょたを睨みまくっている。
A「…どうして怒ってるの？」
侑「なんや自分鈍感なんか」
A「忍足さん鈍感なんですか？」
侑「は？」
岳「こいつの言う自分っていうのはAのことで…んーと、これは大阪弁なんだ」
A「なるほど！……って私鈍感じゃないですよ！むしろ敏感な方で…」
侑「どうみたって嫉妬やろ」
嫉妬？
なんかクラスの男子も言ってたな…
A「忍足さんこそ鈍感ですね！」
侑「なんでや？」
A「嫉妬っていうのは好きな人にするんですよ！」
私は自慢げにそう言うと忍足さんは驚いたようにこちらを見ている。
え…間違えた？
侑「跡部…もしかしてやけど」
景「まだ言ってない」
岳「なんだって！せっかく祝福してやろうと思ったのに…」
A「…跡部さん何を言ってないの？」
景「急いで言わなくていいことなんだ」
だから気にするなって言われたけど
気になるでしょ？！
A「教えてくれないなら家に帰る！」
景「わかった…だけど教えるのは今夜だ」
A「………わかった」
跡部さんの瞳があまりにも真剣なものだったので思わず頷いてしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翼 | 作成日時：2016年1月2日 22時
