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プロポーズされました 23 ページ25
景「男子テニス部のマネージャーになれ」
A「やだ」
景「……他に何かやりたい事でもあるのか？」
A「んー、デ部とかないの？」
景「あるわけないだろ」
A「ですよねー」
景「わかってるなら聞くなよ」
頭をくしゃりと撫で回される。
A「あー、もう！」
跡部さんの手をはらって手ぐしで髪の毛をとかす。
それも笑いながら見てる跡部さんの鼻をつまんでやった。
景「ねええもいい」
A「え？」
鼻をつまんでいるからなんて言ってるかわからなかった。
A「ぶっ」
思い切り吹き出して笑ってしまった。
景「お前が鼻をつまむからだろ」
A「ごめんごめん、ふー……」
数回深呼吸を繰り返して跡部さんの方を見る。
A「で？何？」
景「寝ててもいい。」
A「なにが？」
景「部活だよ」
A「部活？」
景「寝ててもいいから男子テニス部のマネージャーになれ」
A「いや、ダメでしょ」
不思議そうな顔をする跡部さん。
もしかして跡部さんは…馬鹿なのかな？
A「そんな部活に入ってたら寝れないでしょ！」
景「寝ててもいい」
A「マネージャーだったら仕事しないといけないし…」
景「しなくていいから…」
A「から？」
景「俺のそばにいろ」
私の顔は今どうなっているんでしょう…
心では隠しているつもりだけど多分顔は隠しきれてないと思う。
A「…むー」
これは惚れちゃうかもしれないな…
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作者名：翼 | 作成日時：2016年1月2日 22時
