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プロポーズされました 22 ページ24
昼寝から目覚めるともうすでに赤い夕日が私たちを照らしていた。
教室に戻ると泣きながら友達がいちごミルクを沢山くれた。
景「良かったな、沢山もらえて」
学校とお別れして跡部さんの家の車で家に帰る途中。
私の両手には抱えきれないほど大量のいちごミルク。
A「うん、良かった」
最後にみんながくれたいちごミルクだから大切に飲みたいなー
A「……あれ？」
いちごミルクに気を取られていたからかもしれない…
いや、でも勘違いなわけがない…
A「あ…跡部さん…私の家過ぎてないかな？」
景「ん？当たり前だろ、今日から俺の家に住むんだから」
A「は？」
あれ…今日だっけ？
そう言われてみれば昨日荷物を持って行かれた気がする…
景「今日は学校見学だ。」
A「学校見学ってことは…」
学校に行って学校の中回るって事だよね？
めんどくさー…
A「勉強は？」
景「それは明後日からだ」
心なしか嬉しそうな跡部さん。
景「なにか部活はいるのか？」
A「部活？」
部活か…
めんどくさー…
景「俺はテニス部だ。お前もテニス部にしろ」
A「は？やだよ」
景「じゃあ、何部に入るんだ？」
A「入らないよ」
景「ダメだ。」
A「なんで？」
景「うちの高校は文武両道だ。」
あー、なるほど。
強制なのね…
面倒くさい高校に入ることになりそうだ…
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作者名：翼 | 作成日時：2016年1月2日 22時
