プロポーズされました 1 ページ3
私は今日ものんびり登校。
もちろん遅刻。
今8時40分だから…
そろそろ１時間目が始まる頃。
これはいつものこと。
校門に着くと先生が立っている
これもいつものこと。
先「お前はどうして毎日遅刻するんだ…」
A「布団が離してくれなくて…」
泣いたふりをする。
これもいつものこと。
そして決まって先生がこう言う
先/A「「モーニングコールしてやろうか？」」
この後は先生と笑いながら生徒指導室へと向かう
何もかも全ていつも通り。
私は目標もなければ夢もない
ただ流れるように生きるだけ
友1「のら！おはよ！」
友2「のらは懲りねーな」
先生のお説教(お話)を終えて教室に入ると必ず挨拶をしてくれる。
ちなみに「のら」というのはあだ名
ノラ猫みたいだから…らしい
A「グッドモーニング皆の衆！」
友2「ほら、のらこれやるよ」
渡されたのは購買で買ったであろう
菓子パン
みんながパンやらジュースを買ってくれるので私はお弁当を持ってこない。
勉強道具も全て教室に置いてあるから。
朝登校するときはスマホと財布しか持たない。
これもいつも通り。
全てがいつも通りだった。
その日も私は授業に出ないで屋上で寝ていた。
本当に猫なんじゃないのかって思うくらい
寝足りない…
友「のら！一緒に帰ろー」
SHRが終わるくらいの時間を見計らい
教室に戻ると友達が一緒に帰ろうと誘ってくる。
A「いいよ、いちごミルク買ってね」
決まってこう言う。
毎日帰りは友達にいちごミルクを買ってもらう。
全て
いつも通りだった。
この時までは……
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作者名：翼 | 作成日時：2016年1月2日 22時
