覚醒細胞 ページ5
亜「あぎィぃぃあ！！
グゲがああああ」
かつての正義感に満ちた誠実な面影は微塵もなく、筋骨隆々な巨体に仮面を纏っていく亜門。
滝「来るぜ」
ク「ああ」
「うん」
気配を察知したタキザワが告げると同時に、亜門がこちらへ赫子を振り払う。
ク「…っ！」
その破壊力は凄まじく、一振りだけで強力な振動を生み、周囲の壁に亀裂を入れ、床をも壊す。
亜「あがぢ…が…ああああッッ！！！」
不意に、Aの方向に向かってくる亜門。
ク「Aッ！」
「…ごめんなさいっ！」
向かってくる亜門に対し、彼女も自身の右腕ブレードで応じる。
かつての仲間への敬意を噛み切りながら。
「入っ…！？」
一撃取ったと思われたが、亜門も防御本能によりブレードを出現させていた。
ぶつかりあう、二人の赫子。
「硬っ…たッ…！！」
性別の差、体躯の差、火力の差。
どう考えても亜門の方が有利だった。
滝「…はー」
瞬間、タキザワが割り込み、Aを助ける。
「はっ…ありがと…」
滝「大した事無ェよ、それより…
なんだよ『ぶつかり合う二人の赫子』って！？
どう見ても恋愛モノっぽくね！？
亜門サンオチフラグとか勝手に立ててんじゃねぇよオイ！！！！！」
「え、なに、嫉妬？」
滝「違ェよ…っま、まぁそれもちょっとあるけど！！
あと硬いとかやめろよ！なんかアレな響きだろうが！！それはAが俺に言う台詞だろ！？」
ク「…オウル、亜門上等よりお前を先に排除するか…？」
滝「上等だよ掛かって来いよヒヨッコがァ！！！」
「心配しないでも政道、この話は政道オチだから、ね？」
滝「はいじゃあ安心した所で戦闘シーンへ戻れやぁぁぁい！！！」
ーーーーーー
ク「これでは為す術が無い…ッ」
滝「来るぞ！！」
ク「！！」
ギリギリで気づいたクロナが、亜門の赫子を掠る。
瞬間でAは、クロナを掠ったタイミングで亜門に一撃を入れーーー
「あ」
しかし、亜門はこちらを向く。
だがそんな時、彼女を守ると決めていた青年がすかさず動く。
しかし、その姿はーーー
「あっ…え…？」
滝「あと頼んだわ
アカデミー生、神童ちゃん
トバすぜ」
”赫者”だった。
ーー
お知らせ。
近い内、もう一つ白滝ものを書きます。(予定)
今までのとは世界観が全く違うものをテーマにしたいと思ってます。詳細は追って説明しますね。
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すぴか@ぼちぼち復活(プロフ) - ﾜﾀｱﾒさん» ありがとうございます・・・・（；＿；）頑張ります！ (2018年7月22日 9時) (
レス) id: 608f9a22d1 (このIDを非表示/違反報告)
すぴか@ぼちぼち復活(プロフ) - 黒亜さん» ありがとうございます（ ; ; ）頑張ります！ (2018年7月22日 9時) (レス) id: 608f9a22d1 (このIDを非表示/違反報告)
ﾜﾀｱﾒ - 俺は＿＿の続き気になる！更新頑張ってください！ (2018年5月27日 23時) (レス) id: 261bc1b2af (このIDを非表示/違反報告)
黒亜 - 「俺は＿＿」の続きが気になります！更新はいつでも良いです！頑張って下さい！！ (2018年3月10日 18時) (レス) id: c70f4334db (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - すぴか@ぼちぼち復活さん» 楽しみにお待ちしております^^*応援してます！！ (2017年11月27日 22時) (レス) id: ca2d0dac7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぴか | 作成日時：2017年2月20日 20時
