場違い ページ3
ーーーーーー
Aは、カネキから今回の作戦の概要を聞き、6人で抑制剤を保管してある場所へ向かっていた。
「…」
タ「ほれ」
「!?」
タキザワは、Aに上着を羽織らせる。
正確には”作業着”だ。
カネキ達はAに会う前、外にいた研究員をあらかた気絶させ、万が一ラボ内で研究員に出くわした時も紛れられるように、作業着を奪っておいたのだ。
タ「寒いだろ」
と、軽くAに視線を走らせる。
「えっ…でも、政道」
タ「俺はいい…別に寒く無ェし」
「あ、ありがと」
頰を赤く染め、Aは口元に手を当てた。
そこに、
ク「お前ら、随分仲が良さそうだが…
さっきのあれと言い、そういう仲なのか?」
と、疑問そうにクロナが問う。
そして、Aは困ったように微笑んで頷く。
ク「や、やっぱりそうだったのか…!
…タキザワ、だったか?Aに変なことをしたら、許さない、からな…?」
少し汗ばみ、焦ったように告げるクロナ。
タ「う、うっせぇ」
タキザワもまた、少し焦っていた。
ーーーーーーーーーーー
勘を頼りにやって来た研究室ーーーーーーーーーが。
ア「なんだこれ…」
ホルマリンの香り、数え切れないカプセル。
そればかりが並んでいた。
ト「ここじゃなかったか…他を行こう」
「ーーーー待って!」
と、A。
カ「…!どうしたの?」
そして、全員もAの方に視線を向ける。
そこにあったのは、一つのカプセル。
『re』と表記してある。
そして、その中にいたのはーーー
カ「亜門…鋼太郎…」
そして、”アモンコウタロウ”の眼は、赤く染められる。
88人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すぴか@ぼちぼち復活(プロフ) - ワタアメさん» ありがとうございます・・・・(;_;)頑張ります! (2018年7月22日 9時) (レス) id: 608f9a22d1 (このIDを非表示/違反報告)
すぴか@ぼちぼち復活(プロフ) - 黒亜さん» ありがとうございます( ; ; )頑張ります! (2018年7月22日 9時) (レス) id: 608f9a22d1 (このIDを非表示/違反報告)
ワタアメ - 俺は__の続き気になる!更新頑張ってください! (2018年5月27日 23時) (レス) id: 261bc1b2af (このIDを非表示/違反報告)
黒亜 - 「俺は__」の続きが気になります!更新はいつでも良いです!頑張って下さい!! (2018年3月10日 18時) (レス) id: c70f4334db (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - すぴか@ぼちぼち復活さん» 楽しみにお待ちしております^^*応援してます!! (2017年11月27日 22時) (レス) id: ca2d0dac7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すぴか | 作成日時:2017年2月20日 20時