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story356 ページ9

***





それから私達はコーヒーカップに向かった。




「ねぇAー、機嫌直してよ」


「…」


「似合うと思って買ってきたとか言いつつ帽子褒める男がどこにいんだよ」


「うるさいなーわざとだよ」


「お母さん!それ私も被りたい!」


「いいよ」




私は姫海にうさぎの帽子を被せてあげた。




「ありがとお母さん!似合う?」


「…さすがは凛月の遺伝子、私とは比べ物にならないくらい可愛いよ姫海…!!」


「わぁーい!」


「さっすが俺の遺伝子」


「親父うぜぇ」


「姫海、それあげるよ。お母さんより姫海の方が似合ってるから」


「え!いいの?!」


「うん」


「やったあ!」


「まぁ妥当な判断だよねっ」


「そう思うなら私に寄越すなバカ」


「まま、俺が後でもっと似合う帽子選んであげるよ」


「ほんと?」


「うん、だから落ち込まないで。親父の戯れ言なんて聞かなくていいから」


「凛音…好きっ!!!!」


「ちょっ…だから!恥ずかしいって!!」




今度は凛音の背中に抱きついた。




「なんなのこの茶番…」


「お父さん似合う?」


「姫海はなんでも似合うよ〜」


「へへっ」


「…」




そんな私達を見て凛月はまた拗ねていたらしい。







***

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てぃあ - 更新されてるかなって時々見に来る日々を繰り返していたらなんと更新されてて本気で泣きましたすっごく嬉しいです!これからも頑張ってください、応援しています (2021年7月6日 23時) (レス) id: e14ef9d322 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - こんにちは、連載当初から読ませていただいてます。この作品がとても印象に残っていて通知が漏れてないか検索を掛けてたまに確認してた程気に入っていた作品なのでまた更新して下さってとても嬉しいです!これからも応援してます (2021年6月30日 19時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 久しぶりの更新ですね。すごく楽しみにしてました。何度も最初から読み返すほど好きな小説の続きが読めてすごく嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2021年6月29日 21時) (レス) id: 37954a0177 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます!ずっと楽しみにしていました!これからも頑張って下さい! (2021年6月29日 21時) (レス) id: 6eb1b1d73d (このIDを非表示/違反報告)
みんと - ちょうど今日で1年経っててびっくりしました、、更新待ってます! (2020年9月5日 0時) (レス) id: 796f80bb72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロキ x他1人 | 作成日時:2017年3月21日 23時

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