story918 ページ23
***
「凛月眠くないの？」
「若干眠い」
「寝ていいよ」
「やだ」
「なんで？」
「Aが寝るまで待つ」
「私…？」
「ん」
「じゃあ一緒に寝よう」
「…うん」
「わっ！」
凛月の腕に包まれながら
ソファーに寝っ転がる。
「ん〜…」
「ちょっと、苦しいって」
「離さないようにしてんの」
「あっ…ん、ありがとう」
「素直、可愛い」
「うるさいっ」
凛月の胸元に押し付けられるように
抱き締められる。
「安心する…」
「でしょ」
「誰かと一緒って、好きだな私」
「皆そうだよ。俺だってそう」
「凛月も？」
「でも一緒に居てくれるのはAだけでいいや」
「っ…」
「なんやかんや言って、本当に愛してんのは1人だからね…」
「そうじゃなきゃ、困るよ…」
凛月に抱き着く手に力が入る。
あっちの世界での記憶が蘇る。
「……怖い」
「うん」
「全部、怖いよ…」
「A」
「他の事は耐えられても、凛月が居なくなるのは死ぬ程怖かった…」
「…」
「私だけの、凛月であって欲しかった…」
「うん」
「私もわがまま…」
「それでいーの…Aはわがままで良い」
「…通じるかな。私のわがまま」
「俺にはね。むしろ、俺だけでいい」
「…っ、うん」
久しぶり過ぎて、
心臓がうるさい。
もっと、もっと甘えたい。
そう思いながら目を閉じた。
***
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ロキ(プロフ) - 小鳥さん» コメントありがとうございます！なんか申し訳ないです(′;ω;｀)でも気に入って下さって嬉しい気持ちが勝ってます！！*\(^o^)/* (2016年10月16日 22時) (
レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！バッドエンドも一つの手ですよねっ！視野に入れときたいと思います！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - 心愛さん» レスありがとうございます！いやほんと、ここまで来るとは思ってなかったんですけど、やるからには最後まで頑張ります！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - ち〜ぃさん» コメントありがとうございます！なるべく更新スピード遅くならないように頑張ります！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - レイさん» 2回もコメントありがとうございます！レイさんの興奮抑えられなくなるまでの作品書けるようにもっと頑張ります(←) (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロキ
| 作成日時：2016年9月10日 23時
