【黒バス】赤司様の想い人様っ?!

第20話 ページ22

【回想】

「……は？馬鹿なのかお前らは？」



馬鹿だ馬鹿だとは思っていたが……

…ここまでとは。


「第一、それではバスケに何も関係ないじゃないか！」

「おいおい赤司、帝光祭のときくらい部活のこと忘れようぜ？」


何を言っている。

学生の本分は勉強だろう。




部活は勉強のうちに入るが、劇なんて出し物は勉強に入らない。


「違うよ、征君！これも友達関係を良好にする、勉強なんだよ！！」




「ヤバい、Aっちが頭よすぎるッス……！」



おい黄瀬、お前いつの間に(オレの)Aに「っち」をつけて呼ぶようになった？


「良いじゃん、赤ちん。年に一度なんだし、Aちんはこれ、初めてでしょ？」





「そうですよ赤司君。せっかくなら楽しませてあげたいでしょう？」



ぐうぅ………黒子(こいつ)、オレの弱点を解った上で……！


卑怯だ！！

「み、緑間ぁ………。」



お前なら止めてくれる。

オレは信じてるぞ、緑m((




「良いんじゃないか、別に。」




緑間ぁぁぁああ！！！


「この学校には演劇部がないからな。」




「え、そういう問題なの、ミドリン？」


……まずい、反対するやつが一人もいない。




……………あぁ、もう、どうでも良くなってきたな。









「…もう良い。好きにすればいいだろう………！」

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