【黒バス】赤司様の想い人様っ?!

第13話 ページ15

「征君……私、やっぱりバスケ部、入ろうと思う。」

「！本当か……？」


胸が躍る。


もし本当なら、毎日彼女を見ながら部活を行えるのだ。





夢のようだろう？


「うん。……皆、心からバスケが好きなんだなぁって伝わってくるくらいキラキラしてて。…純粋に良いな、って思った。」





「そう、か……。」


「だからね？私もその仲間に入れてほしいんだ。」




まさか、Aがこんなことを考えていたなんて。


一日しかまだ見ていないが、彼女はあまり悩んだりしない人だと思っていた。





…まぁ、それを知ったところで、オレの答えは変わらない。



「大歓迎だよ、Aなら。……オレも、皆も。」






「……ありがとう…！」


屈託のない笑みを浮かべるキミ。



それを見ていると心底オレはこいつのことが“好き”なんだなぁ、と言う気になってくる。


「あ、そうそう。実はね、私が入部を決めたのにはもう一つ理由があって……。ちょっと耳貸して？」




「………？」


オレの顔とAの顔が近くなるのにドキドキしながら固まっていると。







「部活中の征君、すっごい格好良かったから、かな？」









「な……………っ?!」

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