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「今回の特別指導内容は、…
私が今つけているこの指輪に触れること」
Aさんが右手の薬指に嵌めてある
『玉』と書かれた指輪を見せた
触れるだけなら楽勝だってばさ、と笑うと
サラダに脇腹を小突かれた
「制限時間は15分
今から30秒私は一切動かない
貴方達は、…作戦を考えるなり好きにしていい」
俺達が協力をする前提で言うAさんは、
やっぱりカカシのおっちゃんの
教え子なんだな、と改めて思ってしまう
父ちゃん達もあの鈴取り試験、
やったって言ってたし
Aさんだけが、
最初からあの試験の合格条件を悟ってたらしい
「ボルト！、…一旦距離をとるわよ」
「！、…お、おう」
いつの間にかAさんのカウントが始まっていて、
木ノ葉丸先生は
「この人はカカシさんと違って
手加減は出来ないからな、気を付けろコレ」と
笑っている、
いや笑えねぇってばさ
「……取り敢えず、2対1なんだから
どっちかが囮になってその間に……
っていう策がいいと思う」
「サラダ囮になれってばさ、
俺がその隙にちゃーんと指輪に触っからよ！」
にしし、と笑って
目を瞑り待機をするAさんを
草陰に隠れながら密かに観察をする
サラダは呆れながらも「分かった…」と
言って同じくAさんを見始めた
.
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「………全然動かない……」
「………もう1分は経ったってばさぁ……」
.
Aさんはじ、と黙って目を瞑り佇んでいる
1分間見つめていたが、
何か印を結んだ様子もなかったし、
トラップを仕掛けていることもなかった
サラダは、先程から密かに作っていた
トラップを仕掛け終えたのか
手裏剣を構えてAさんを睨んでいた
.
「…もう我慢出来ねぇってばさ…」
「は？…ちょ、アンタボルト…まさか…！！」
相手が動くのを待つべきよ！！馬鹿！、と
喚くサラダを無視して
未だ呑気に目を瞑っている
Aさんに手裏剣を構える
「うっせ！
もしかしたら
寝てるだけかもしんねーだ、……ろ！！」
思い切り投げた手裏剣は、
ピンポイントでAさんに向かっていく
.
「…な、なにこれ……、……粉………？」
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ふん、と笑って
サラダの声に振り返ると
周りに白い粉が舞っていることに気付いた
.
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苺姫 - 修正したほうがいいと思ったところがあります。項4(7ページ)の最初の「日向一族の生き残り」とありますが、日向一族は壊滅していないので「日向一族でもある」という文章が適切ではないかと思います。 (7月10日 13時) (
レス) @page7 id: 3da557d646 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - ところで、てなさんへ。続編希望者がここにいるのですがいかがいたしましょうか(輝く目) (2021年4月4日 14時) (レス) id: a96c1cf246 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 昨日と今日で一気読みさせて頂きました！凄く面白かったです！もう本当にこの作品の虜になってしまいました(笑)完結してしまっていて少々、いやかなり寂しいです。もっと早くこの作品に出会いたかった...とも思いますが、この作品を読むことができて本当に良かったです (2021年4月4日 13時) (レス) id: a96c1cf246 (このIDを非表示/違反報告)
おもちちゃん(プロフ) - 前作(？)から一気読みしてしまいました！本当に面白くて、尚且つ感動する素晴らしいお話をどうもありがとうございました！私はデイダラも好きなので嬉しかったです！語彙力が乏しいのでこの気持ちを上手く伝えられず残念ですが、とにかくありがとうございました！！ (2021年3月22日 16時) (レス) id: b3862cde2f (このIDを非表示/違反報告)
紫蛍 - NARUTOの夢小説のなかで1番大好きです！ほんとに心あらわれました(泣)ありがとうございました！ (2020年5月24日 16時) (レス) id: 82ce750970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てな
| 作成日時：2018年4月28日 16時
