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虹「急に俺の1年の時の話とか、どっから聞いてきたんだろうな」
貴「あ、そういえば黒子が…」
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珍しく黒子の方から、
しかも部活以外のことだったので
とても記憶に残っていた。
黒「帝光に虹村さんって1人しかいませんよね?」
貴「うんそうだよ、どうして?」
黒「ボクの他校の友達が、帝光に金髪の虹村っていう人がいて、とても喧嘩が強くて有名だっていう話をしていて」
貴「へぇ」
黒「ボクの知っている虹村さんとイメージが違いすぎますし、彼の勘違いでしょうか」
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虹「マジか…」
頭を抱える虹村。
貴「若気の至りだね」
昔の虹村も今の虹村もよく知っている身としては
昔の彼なんて可愛らしいものだ。
虹「この辺にいる限りは一生つきまといそうだな」
そう言って苦笑した。
貴「じゃあ東京から出なきゃね。洛山とか行ってみる?」
海常もありかな、
青いユニ虹村似合わなさそうだけど、
なんて冗談を言っていたら。
虹「それなんだけどさ」
突然、真面目な顔になった虹村。
貴「ん?」
嫌な予感。
虹「俺、卒業したらアメリカに行くから」
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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月14日 16時