episode144〇 ページ10
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｢あの、なんでこんなこと……｣
｢2人で浴びた方が早いだろ？それとも何、お前は人んちの水道代なら気にしねぇクズなのか？｣
え、何この人
なんかいきなり饒舌になったんだけど……
｢別に、私そんなこと言ってな｢うるせー｣っぶはぁ！何するんですか！？｣
この人……いきなり顔面にシャワーかけてきたんだけど！
しかも私が怒る姿を見て、フフっと鼻で笑っている
まるでどっかの兄弟と一緒じゃない……
｢……？なんだよ？まだ怒ってんの？｣
｢いや、笑った顔初めて見たなって思って……あ、勿論怒ってますけどね｣
｢は？楽しくもないのにヘラヘラ笑わねぇよ｣
｢……でも、さっき笑ってましたよね｣
私といるの楽しいってことですか〜？とからかうように聞いてみれば、その口を塞ぐようにまたシャワーをかけられた
｢っもうほんと最低ですね！2度も女子の顔にシャワーかけるとか！｣
｢ばーか。お前なんか女じゃねーよ｣
｢はっ、分かってますよそんなこと！｣
どーせその辺に生えてる雑草みたいな女ですよ！
もう出ますからねっ、とドアを開ければ
｢……の女だ｣
後ろでイザナさんがボソボソ何か呟く声が聞こえたが、また何かされたら面倒なので触れておかないでおいた。
｢蘭さん！らんさーん！｣
｢……なんだよ……って、なんでそんな濡れてんの？｣
｢イザナさんが。｣
｢おーい何やってんだよイザナ〜
シャワーは裸で浴びるもんだろ？｣
｢そうだった。しくじったな｣
｢次は気をつけろよ｣
ほんとサイテー。と男二人の会話を聞きながら目の前の蘭さんを軽く睨みつけてみれば
｢へーへー分かったよ。今服持ってくっから待ってな｣
と奥の部屋に消えていった
服っていっても、この家に女物の服はあるのだろうか？
あ、お母さんの服とかかな
どうしようグッチとかの服だったら……！汚したら弁償かも！とパンピー特有の心配をしていたが、それは無駄な心配のようだった
蘭さんに渡されたのは至ってどこにでもある、プチプラのレディースのTシャツワンピースだったから
｢ありがとうございます……お母さんのとかですか？｣
｢ううんー、お前のねーちゃんのやつ
そんなもんしかなかった｣
｢あ、ありがとうございます……｣
これが、お姉ちゃんの……
ぎゅっと渡された服を抱き締めれば、蘭さんが優しく笑いながら私を撫でた
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歴女 - みんなが幸せになれる、ハッピーエンドだといいいです！ (2022年12月10日 2時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 久しぶりの更新めっちゃ嬉しいです！通知きた瞬間叫びました笑更新してくださるだけでもう神です…！データ消えるのきついですよね。。本当に大好きな作品です！応援してます！ツナさんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年11月5日 19時) (レス) @page45 id: 70628fcb09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいとこ - さすが最高一位。格が違いますね←上から目線過ぎ しかしほっんとーに好きです、このお話。 (2022年11月2日 18時) (レス) @page44 id: e4df59fc58 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 一気読みしてまじ止まらんかったです、この作品本当に好きですっ！応援しています！！ (2022年6月14日 19時) (レス) @page44 id: bb966ca157 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - うわぁ、、。だいすきすぎる……。もう更新は、、多分しないか。続きは頑張って私が妄想したおします笑！！本当に本ｯｯｯ当に面白かった！！こんな面白い作品を、ありがとうございました＜(_ _)＞ (2022年6月3日 20時) (レス) id: b476552735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2021年12月3日 21時
