episode143〇 ページ9
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｢Aはー？何食いてぇ？｣
もうヤケクソだ！と思い、近くにある洋菓子店からシュークリームやエクレア、いちごのフルーツサンドなどを大量に注文しデリバリーしてもらった。
｢ほらそんな顔すんなって〜ピザ食えピザ｣
ぐぃ、と竜胆さんにピザを口元まで持ってこられて、仕方なく口を開ける
｢どう？｣
｢美味しい……｣
流石、お金にものを言わせただけある……
相変わらず私と灰谷兄弟以外での会話は生まれず、イザナさんとカクチョーさんは黙々とピザやお寿司を食べていた
｢おい女｣
｢は、はい？｣
そんな時だった
隣に座るイザナさんに呼ばれたのは。
｢そこのペットボトル取れ｣
｢え？あ、はい！｣
私は未開封のコーラを彼に渡し、初めて話した……と謎の感動を迎えていたら
その感動を打ち消すように、ぶっしゃあ！とイザナさんのコーラが勢いよく吹き出していた
それを見た灰谷兄弟は爆笑、生憎彼の敏腕右腕ポジションっぽかったカクチョーさんはお菓子を買いに行って席を外してしまっていたので、必然的に私が置き物のようなイザナさんをどうにかしなくちゃいけない状況だった
｢ちょ、大丈夫ですか……！？｣
私はポケットからハンカチを取り出し、とりあえずベトベトになった彼の綺麗な顔を拭う
｢あーもうベトベト……イザナさん、1回シャワー浴びてきちゃった方がいいですよこれ｣
｢……｣
｢ちょっ、蘭さん！シャワーどこですか！？｣
｢ふはっ、えー？あぁドア出て左〜｣
｢もうっ、少しは手伝って下さいよ……！
……イザナさん、立てますか？｣
とりあえず何を言ってもしても無反応なので、彼の手を引きシャワールームっぽいところまで案内する
流石にそのまま中に入る訳にはいかないので、脱衣場まで入り後は彼自身に任せようとその場を去ろうとするも
｢……あの、イザナさん？｣
何故か、手を離さないイザナさん
｢え？あの｢……お前も隣にいて濡れただろ。お前も浴びろ｣
｢……はい？｣
｢いいから｣
ぐいっ、とそのまま強く手を引かれて、上から勢いよく降ってきたシャワーに見事びしょ濡れになる
良かったぁポケットにケータイ入ってなくて。
っじゃなくて！
｢ちょ、なんで……！？｣
何コレ、どういう状況？
なんで私、この人と服着たままシャワー浴びせられてるの……！？
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歴女 - みんなが幸せになれる、ハッピーエンドだといいいです！ (2022年12月10日 2時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 久しぶりの更新めっちゃ嬉しいです！通知きた瞬間叫びました笑更新してくださるだけでもう神です…！データ消えるのきついですよね。。本当に大好きな作品です！応援してます！ツナさんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年11月5日 19時) (レス) @page45 id: 70628fcb09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいとこ - さすが最高一位。格が違いますね←上から目線過ぎ しかしほっんとーに好きです、このお話。 (2022年11月2日 18時) (レス) @page44 id: e4df59fc58 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 一気読みしてまじ止まらんかったです、この作品本当に好きですっ！応援しています！！ (2022年6月14日 19時) (レス) @page44 id: bb966ca157 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - うわぁ、、。だいすきすぎる……。もう更新は、、多分しないか。続きは頑張って私が妄想したおします笑！！本当に本ｯｯｯ当に面白かった！！こんな面白い作品を、ありがとうございました＜(_ _)＞ (2022年6月3日 20時) (レス) id: b476552735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2021年12月3日 21時
