検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:14,209 hit

番外編【元旦の日には餅つきを】__壱 ページ15

第三者視点


今日は一月一日__元旦

そして此処、華恋の家には、多くの者が集まっていた

「ふふふっ、元旦から華恋に会えるなんて幸せだよ!!

……………まぁ?蛞蝓(中也)達が居なければもっと良かったのだけれどもね」

「あ?うっせェな青鯖(クソ太宰) ンなこと言うなら手前ェ等がどっかに行きゃいいだろ」

「おい、お前等此処まで来て喧嘩すんなよ」

そう、皆様お察しの通り、武装探偵社メンバーとポートマフィアメンバー、そして葵である

「いやぁ、それにしてもエリスちゃん!その振袖姿可愛い!!」

「リンタロウは黙ってて!葵!可愛い?」

「ええ エリスはとても可愛いですよ」


「華恋!僕の袴姿、かっこいいだろう?」

「うん!乱歩さんとってもかっこいいよ!!」

「華恋ちゃん!その振袖姿可愛いね!」

「えっ、うん!ありがとう♪」

そして、男達は袴を、女達は振袖を着ていた

もちろん、葵、華恋に惚れている男達は二人に釘付けになっていて、

「ん?どうしたりゅーちゃんや 俺に惚れたか?」

「なっ!そっ、そういう訳ではっ……」

「へぇ じゃあ俺の事嫌いか」

「ちがっ……!!」

「ふふふっ なーんてな 嘘だよ」

このように、おちょくられている者も居た


「それにしても葵 このような所に、しかも探偵社の童共まで呼んで何をするつもりじゃ?」

尾崎は、袖で口元を隠すようにし、葵達を見つめる

すると、葵は待ってましたとでも言いたげな表情を浮かべ、華恋に目配せをした

「あっ、あれね!分かった!!

敦、潤君、手伝ってもらっていいかな?」

華恋は、中島と谷崎を(身長的に上目遣いで)見つめ、コテンと首を傾げる

すると、二人は軽く悶えるような仕草をした後、頬を赤く染めながら華恋について行った


「おや?もしかして実験でもす」

「しねぇよ馬鹿」

待っている間、勝手にはしゃいでいる梶井に葵は軽くデコピンをする



ちなみに、葵は厚底の下駄(8cm+自分で加工した2cm)を履いているため、ほとんど身長差がない状態になっているのだ

つまり、

「チッ」

身長の低い中原氏からしてみれば、いくら愛する葵でも嫉妬の対象になる(笑)


却説、そんな馬鹿なことをしているといつの間にやら戻ってきていた中島、谷崎、華恋達

その手には、餅つきセット(らしき物)が握られていた

「ま、まさか、」





「あぁ、そうだ 今から我々は!餅つき大会を始める!!」


波乱になりそうな予感(笑)

番外編【元旦の日には餅つきを】_弍→←No.47*チョコレート



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:龍神邪炎&チョコレート x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。