深海奏太 水浴び ページ3
｢深海先輩、風邪、ひきますよ｣
｢おやおや、Aさん〜。いっしょに『ぷかぷか』しませんか〜？｣
話を聞いていたのだろうか。
まぁ、今日のような暑い日に水浴びをしたところで、風邪をひく可能性は低いだろう。
今は昼休み。
先輩は授業を受けたのだろうか。
気にはなるけれど、はぐらかされそうなので聞くのはやめた。
｢…着替えがないので｣
｢そうですか、『ざんねん』です〜…｣
そう言って、しゅんとする先輩。
あぁ、その顔をされたら断り切れないじゃないか。
全く、ずるい先輩だ。
｢…足だけなら｣
｢ほんとうですか…？｣
｢はい。｣
｢うれしいです〜｣
顔を輝かせる先輩。
あぁもう、可愛らしいなぁ。
靴下を脱いで、噴水の淵に腰掛ける。
｢冷たいですね｣
｢そうですか？｣
先輩は、私の手を手に取る。
そして、短く口付けをした。
｢…先輩？｣
｢Aは、あったかくて、やわらかいですね〜…まもってあげたくなります…｣
先輩は、陸の上では少し体温が低いようにも感じる。
けれど、水の中ではちゃんと温かい。
先輩は、ちゃんと『生きて』いる。
そのことを、感じられた。
不意に、握られたままの手を、ぐいっと、ひかれる。
｢えっ…｣
当然、噴水の水の中に落ちた。
｢…な、にを…｣
｢おやおや、Aさん これじゃあでられませんね〜｣
先輩が指差すのは、鎖骨より下で、腹部より上。
見てみると、なにがとは言わないが、透けていた。
｢あっ、えっあのっ…すみませ …｣
てんぱりすぎた。
｢ふふ、ぼくのせいですからね〜。あぁ、でも、ほかのひとにはみせたくないです…｣
ぎゅっと、抱きしめられる。
｢これなら、みられませんね…♪｣
全部、先輩の思うままだ。
そのあと、流星隊のミーティングに来ない先輩を探しに来た守沢先輩に助けられたのは、また別の話。
ーーーーーーーーーーーーー
何がしたかったんでしょう。
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弥佳 - あと、…の部分、真緒くんが運んで少ししたら夢主ちゃんが起きて、真緒くんが夢主ちゃんを怒ってその後、キスを…って感じです。(夢主ちゃんの目の下に濃い隈があります) (2016年9月22日 23時) (
レス) id: 0b3826c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴヨーグルト(プロフ) - 弥佳さん» 了解です！リクエストありがとうございます! (2016年9月22日 23時) (レス) id: 5e434de2db (このIDを非表示/違反報告)
弥佳 - あ、場所は学校で (2016年9月22日 23時) (レス) id: 0b3826c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
弥佳 - このお話、とっても面白いですなぁ！リクエストで真緒くんと夢主ちゃんを絡ませて欲しいですなぁ…。あ、内容は夢主ちゃんが寝不足で急に倒れてそれを真緒くんが運んで…って感じですなぁ！無理はしないで欲しいですなぁぁ！ (2016年9月22日 23時) (レス) id: 0b3826c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴヨーグルト(プロフ) - 紫猫日和さん» ああああああ!すみません!すぐに直します！ (2016年9月5日 23時) (レス) id: 5e434de2db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴヨーグルト | 作成日時：2016年7月21日 1時
